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「100のドラマから」降り積もれ孤独なしよ第6話感想vol.6~制作陣の本気度を感じる第6話~

降り積もれ孤独な死よ、第6話終わりましたね。
灰川邸殺人事件の真相解明回となりました。

読売テレビ 降り積もれ孤独な死よ

冴木仁役の成田凌さんの目が座る演技、蓮水花音役の吉川愛さんの醸し出る不思議な美しさに感動の第6話でした。

第6話のあらすじ

第6話は、灰川邸事件の真相解明回となりました。

花音、蒼佑は鈴木に拉致監禁されてしまう・・・

花音(吉川愛)と蒼佑(萩原利久)は、鈴木(佐藤大樹)に密室へ拉致され、餓死を宣告されます。
鈴木は、2人をとらえられたことに満足した為か、自身が灰川十三(小日向文世)の実子であること、十三をも自身が殺害したことを、意気揚々と話しだします

怪しまれている中、鈴木は警察に出勤するも・・・

鈴木は、今までの犯行が警察にはバレていないものと考え、普段通り出勤しますが、五味(黒木メイサ)、仁(成田凌)はすでに鈴木を怪しんでおり、取り調べが行われます。
しかし、仁は、鈴木を逮捕に持ち込むまでの取り調べができず。
五味の機転により、鈴木と十三のDNA親子鑑定を行う事ができ、鈴木への逮捕状請求をとることができましたが、鈴木はすでに警察を出ていました

仁の暴力性スイッチが発動・・・

警察に追われている事に感づく鈴木は、急いで、花音、蒼佑を監禁している家へ。
悠長に餓死させようとしていましたが、焦りから、練炭死へ変更。
そこに仁が現れ、間一髪、花音と蒼佑を助け出します
手錠をかけられた鈴木が、仁に対し、冴木兄弟が父親から暴力を受けていたこと、暴力は連鎖するため灰川邸の13人の子供たちを殺害した事は社会貢献だと持論を叫びます。
その持論を聞いた仁は、蒼佑の「やめろ」の言葉が聞こえない程の、怒りのスイッチが入り、鈴木の手錠を外し、暴力マシンと化して殴り倒します。

第6話の見どころ

佐藤大樹さんの演技が素晴らしい

真犯人となる鈴木(佐藤大樹)。
佐藤大樹さんは、ドラマ当初、少し明るすぎる”頑張り屋”の仁の後輩を演じ、第6話では、少女を拉致し餓死させる殺人鬼の顔に変貌します。

父親殺し行い、これこそが、灰川十三のDNAを受け継いでいる証明であると誇らしげに語り上げる鈴木。

父親殺しを行っても、「それでも父親から愛されていた」と花音に言われる鈴木。理由を聞き、顔がゆがむ鈴木。

ドラマ当初は、「?」と感じていた方も多いのでは・・・
佐藤大樹さん、演技が本当の上手です

仁の感情が伝わる技術に圧巻

第6話最後のシーン。
鈴木に銃を突き付けられますが、反対に、取り押さえる仁。
ギリギリ、花音と蒼佑を助けますが、鈴木の饒舌に乗せられ、仁は暴力性のスイッチが入ります。

  • メラメラと燃え上がる仁の感情

  • スイッチが入った音が聞こえる位に仁が目が座ります

  • 最後のシーンのカット割りの細やかさ

  • 仁一人称のシーンで画面を揺らすことで、感情の高まりが伝わります。

制作陣の努力にも、成田凌さんの演技にも圧巻です。

縦筋2つが完結

私が当初から上げている縦筋、2017年暴行傷害事件と、2017年灰川邸事件は、それぞれ、犯人が(成田凌)と鈴木潤(佐藤大樹)で解決しました。

残すは、2024年少女失踪事件

残すは、2024年少女失踪事件のみとなりました。
今まで、余り目立たなかった灰川邸事件で生き残った5人の少年少女たちが関係してくるのでしょう。

蒼佑は死亡・・・

どうやら、瀧本蒼佑(萩原利久)は第7話のPR動画で死亡が確定しいるようです。

未だ、神代健流は行方不明・・・

未だに神代健流は、第6話でも行方不明。
母親・八木橋陽子(長谷川京子)が毎年黄色のチューリップを送ってくれるとの証言で、生きている事にはなっていますが・・・。

私は、神代は整形手術を行い、謎の”顔アザ男”(笠松将)になっているのでは、と予想していますが・・・

逆に”顔アザ男”ではないとすると、もうすでに死んでいる可能性が高いと思われます。

少女失踪事件の犯人は、本命花音

私の想像では、2024年少女失踪事件犯人の本命は、花音(吉川愛)でしょう。

蒼佑(萩原利久)の死仁(成田凌)との別れから、意気消沈してしまうだろう花音。
おそらく、火事によって”母親(親)殺し”を行っているだろう花音。
花音は、十三(小日向文世)と同じく、DVを受けている少年少女をかくまっているというあらすじではないでしょうか?
”顔アザ男”(笠松将)が共謀している可能性大。

もしかすると、もう少し暴力性が高く、鈴木が言っていた暴力の連鎖を止める為、少年少女をかくまい、殺害まで行っている可能性もあるのは、と見ています。

対抗は仁

花音が大本命ではありますが、対抗はと聞かれれば、でしょうか?

ここまで、縦筋の犯人は全て警察関係者となっています。

縦筋全ての犯人を警察関係者とするのであれば、五味(黒木メイサ)は正義の人ですし、川相(野間口徹)が怪しいけど・・・
野間口さんは、どのドラマでも基本的に怪しいですからねww

そうすると、蒼佑を失い、自暴自棄になって暴力のはけ口に、誘拐した少年少女のDV相手を狙うといった動機も考えられなくはありませんが・・・

後、数話。
まだまだ、見逃せませんね。

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