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日本の幼児英会話教室体験

夏休みで一時帰国をしていたので、興味本位で息子(2歳9か月)を英会話教室に体験入学させてみました。

「夏の特別企画」と題し、45分/1回 約1000円で×8回プランを申込。

体験レッスンとして特別なプログラムかと思いきや、通常クラスに参加する形だったので実際の内容を母子ともに体験ができました。

そこで感じたいくつかの不思議というか違和感というか・・・

英語が話せるスタッフがいて
ネイティブスピーカー(日本語がわかるのか話せるのかは不明)がいて
学校とは違う
でも
インターナショナルスクールにはなり切れない
日本の中途半端な英語教育が垣間見えたなーと。

そして失礼ながら、息子もその違和感というか
「日本語話しても問題ない雰囲気」を感じ取り
アメリカ人の先生への返答は思いっきり日本語だったという・・
(ってこれは息子が悪いんですけど)
何かを得たか?というと、さらにうーん。。45分間私の自由時間ができたくらいかしら苦笑

2歳児に英語教育なんて親のエゴ以外何物でもないな

とまずソッコーで感じました。

2歳児からABCが言える、英語であいさつができる
ただそれだけのために月何万円も払うなんて・・

正直、使っているテキストや単語カードに全く魅力や意味を感じなかったし
なんとなく決まってそうな毎日のカリキュラムに
どこをゴールとして先生たちは2歳児に教えているんだろう・・?
と不思議でなりませんでした。

部屋で飛んだり跳ねたりする2歳児相手に必死にテキストを使って教えようとする先生・・だったら、英会話をしながら公園で遊んだり絵をかいたりする教室の方が身につくのでは?と思ったり。
(もちろん「落ち着きなくてすみません・・」と心の中では謝っています)

しかし英会話教室の約45分間、子供の手が離れる時間とし
その間をお母さんが有効活用するため、とかなら話は別ですが
本気で英語を身に着けてほしいと思っているのなら、ここじゃ無理だよ
とマジで思っちゃいました。
そしてそんな英会話教室もそろそろ時代遅れになってくるよ、とも。

英語って英語を話す人たちと会話をするため、コミュニケーションツール、コトバなわけであって。

コトバって「自然に覚えるもの、身につくもの」では決してなく
日本語だって親の話す姿を見て聴いて、想いを伝えたいと思うから言葉を発して覚えて・・

それを英語に置き換えればいいだけじゃない?と単純に思ってしまうのですが、違うのだろうか。

英会話教室のメリットは「英会話できる空間があるということ」ですよね?
だからこそ外国人の先生と話したい、英語でお友達とコミュニケーション取りたいって思わせ、英語をもっと知りたいな、と感じさせるのが英会話教室の役目ではないのだろうか・・?

とにかく、テキスト代でウン万円、なんて言っている英会話教室はもう流行らないし、行ってもあんまり意味がないと思う。

うん、これが私の結論かな。

これから、小学校から英語の授業が必須になるのであれば
中学校や高校での英語は会話を中心としたテキストは使わない授業を作ればいいのにね。音楽や美術の授業を完全英語のみにする、とかね。
(それだと教師の英語力問題もあるのか)

なんかそんな英会話教室?作りたい人いないかな。
あ、私が理想とする英会話教室自分で作ればいいのか、なんてね。

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