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2/14のインフレ発表を復習。


結果は予想を裏切って6.4%に。コアインフレ率に関しても、予想5.5%に対して結果5.6%。

予想を裏切った(サプライズ)ものの、前日に織り込まれていたせいで変動幅は小さく着地。

1月発表時にもそうであったが、やはり去年と比べるとインフレ指標に対するマーケット認知は低下している模様。

以前にも記事に書いたが、基本的に指標には3種類存在する。

中央銀行系、需要系、供給系の3つである。

①恐慌が起こると中央銀行が大きな政策を打ち出すので、政策金利や国債金利に注目が集まる。

②しかし、その後に景気が回復してインフレ傾向になり始めると、需要系指標に注目が集まる。

③その後、インフレ率の動向・認知が硬直的になってくると、企業の決算や供給系の指標などに注目が集まってくるのです。

(現在は③に位置する、、、?)

ということで、インフレ率に対する注目度は下がりつつあります。

前回の雇用統計の結果を鑑みても、失業率・所得統計・製造業景気指数(PMI)などに視点を移していくのも1つの手でしょう。

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