オークス2024

レース概要

東京 芝 左 2400m
牝馬限定3歳オープン
コースレコード 2:20:6(2018年 アーモンドアイ)
牝馬クラシック2戦目。
1600mの桜花賞とは打って変わって2400mの3歳牝馬には少し長くも感じるレース。直線も約100m長い。
枠については、2,5,7枠の勝率が高く、内外どちらとは言い難いが直近10年での外枠は2022年スターズオンアース(8枠18番)、その前は2010年アパパネ(8枠17番)と、基本的には内が有利と見える。
直線が長いためか、脚質は差しが圧倒的に有利。

今年はボンドガールやアスコリピチェーノなどの有力馬がNHKマイルカップに出走したりと少し寂しい気もするが、昨年の一強ムードとはまた違った、人それぞれ様々な馬を応援できるようなレースが期待できる。

出走馬評価

A~Eの5段階評価

ミアネーロ(津村)

評価:C?
脚質:先行~差し

前走フラワーCでは中団の内に付けて直線で伸ばして一着。
鞍上が追った瞬間にすぐに加速したのでかなり反応が良さそう。
ぼちぼちの人気で来るならこいつかも。

クイーンズウォーク(川田)

評価:A
脚質:先行~差し

前走桜花賞では中団に付けて直線でのコース取りもかなり良く、かなりの操縦性を魅せたが、後方馬に差し切られて8着。
クイーンCでは直線で外から一気に差し切って1着。
若干のハイペースでも中々良い末脚を見せていたので、標準か遅めの馬場になれば良い勝負ができそう。
陣営は以前よりオークスを狙っていたらしい。

エセルフリーダ(武藤)

評価:D
脚質:差し

ミモザ賞では道中最後方、直線で大外から一気に捲って1着。
強くも見えるが上がりタイムは35.1とそれほど目立つタイムでもない。
二走前では前目に付けるも脚が伸びずに5着。
皐月賞2着のコスモキュランダがいてレベルが高かったこともあるが、脚質的には後方が合っていそう。

パレハ(田辺)

評価:E
脚質:逃げ

前走はかなり飛ばして逃げ、直線で粘れずに6着。
とにかく小さい。
1勝クラスで特に強い勝ち方もしていないので無理そう。

コガネノソラ(石川)

評価:B
脚質:先行 差し

三連勝中。かなり勢いに乗っている気もする。
一勝クラスまでは快勝。
前走スイートピーSでは直線では2着馬が食い下がるも外から鋭い脚で差し切って1着。
枠もかなり良く、距離が伸びても良い脚を長く使えそうで期待できる。

サンセットビュー(三浦)

評価:E
脚質:差し

前走フローラSは若干のハイペースで後方に付けるも、直線で内の進路が塞がれて足が伸びずに9着。
正直前が空いていても伸びるようには見えなかった。
今年もG1でのコーセー・ミュラーの来日は無さそう。

ステレンボッシュ(戸崎圭)

評価:B
脚質:差し

阪神JFでは完全に囲まれて抜け出すのが遅れ、直線で素晴らしい脚を見せるも差し切れず2着。
一方、前走の桜花賞では同じく中団で馬込に揉まれるも直線で前が空くと早めに馬群を抜け出してそのまま差し切って1着。
前走では阪神JFの時とは違い、早めに前に出すモレイラの判断はかなり良かった。
今回もテン乗りだが、それは前回、前々回と同じなのでメリットでこそ無いがそれほどの不安要素でもない。
と思いきや戸崎の東京2400の戦績が壊滅的らしい、何を信じればええんや。
今回は距離だけでなく直線も長いので脚質的にはかなり有利で、もし囲まれても抜け出す余裕はあるかもしれない。
あと調教師はアモアイと素質は変わらないって言ってるらしい、ほんまか?

ホーエリート(原)

評価:D
脚質:差し

前走フラワーCでは中団に付け、コーナーで大外を回すも僅かに届かず2着。
人気以上の活躍はしたもののそれほど鋭い末脚ではなかった。
フラワーC自体があんまりレベル高そうではない中での2着なので微妙。

ラヴァンダ(岩田望)

評価:C
脚質:先行

前走フローラSでは先行集団の内に付け、若干前が詰まるも上手く前に出る。しかし外からやってきたアドマイヤベルに差し切られて2着。
追ってからの反応は良いしスタミナも中々ありそうなのでワンチありそう。

アドマイヤベル(横山武)

評価:C
脚質:先行

フリージア賞では外目を回し、直線ではじわじわ脚を伸ばすも届かず2着。
前走フローラSでは横山武史に乗り替わる。
内でレースを進めるて直線で外に出すと鋭いとは言えないが長い脚で差し切って1着。
長く良い脚を使えるが、瞬発力勝負となると勝てるとは思えない。

ヴィントシュティレ(北村)

評価:E
脚質:逃げ

二走前(芝1800m)では前目に付けるも直線で粘れず4着。
前走は良いスタートを切りそのまま大逃げ、逃げ切って1着。
1勝クラスの馬で、それも大逃げという奇策での勝ちなので実力が高いとは決して言えない。
さらに騎手も毎回変わっているのでそこの安定感もかなり心配。
今回も逃げるかもしれないが、未勝利2000mで2着とそれほど差がなかったのを見ると今回の2400ではかなり厳しく見える。

チェルヴィニア(ルメール)

評価:A
脚質:(先行)差し

アルテミスSではサフィラや桜花賞3着のライトバックなどに2馬身差をつけて快勝。
しかし桜花賞は鞍上の怪我による乗り替わりでムルザバエフ。
中団からコーナーで外を回すも、直線で不利を受けまくって13着。
力出し切れずに下がっていった。かわいそう。
未勝利戦で新潟のクソ長い直線も経験しているので、東京の直線勝負もいけそう、知らんけど。
鞍上も今回はルメールに戻るのでかなり期待できる。

スウィープフィート(武豊)

評価:A?
脚質:追込

前走桜花賞では最後方に位置。
最終コーナーで大外を選ぶもライトバックに進路を阻まれ、凄い脚で上がってくるも届かず4着。
前走クイーンCでは好スタートから中団に付け、2番人気に推されるも直線で思うように脚を伸ばせず9着。馬群に飲まれたことが少し影響した?
チューリップ賞ではコーナーで上手く外に出すと一気に前に出て1着。
外に出すことさえ出来れば勝てる馬だと思うので、今回の長い直線との相性はかなり良さそう。
懸念点としては1600m右回りしか走ったことがないことと、すこし掛かり気味なところ。
追い切りがすごいらしいけど俺には知識がない、悲しい。

ライトバック(坂井)

評価:B
脚質:追込

前走桜花賞では最後方に位置。
直線で外に進路を確保して上がりタイム1位の脚で一気に3着。
坂井の神騎乗が光ったが、マイルの最後方追い込みでは間に合わなかった。
直線でスウィープフィートに蓋をして進路を確保していたが、かなりギリまで迫ってきていたので純粋な直線勝負になると1着は厳しいかもしれない。
ただ向こうは掛かったりするから分からん、こいつもアルテミスSで掛かってるし。

サフィラ(松山)

評価:E
脚質:先行

前走クイーンCでは好スタートから位置を下げて先行集団での競馬。
直線で前が空くも足が伸びずに9着。
好走したアルテミスSでは中団に付けて直線で伸ばすも、それほど鋭い脚ではなくチェルヴィニアに離され2着。
1600mの直線であんなに伸びないなら今回はもっときつそう、格上挑戦になるし。
あと体重増えすぎ、筋肉ならうれしいけど。

ショウナンマヌエラ(岩田康)

評価:C
脚質:逃げ

前走桜花賞ではハナを切って逃げ。
コーナーまで先頭でレースを進めるが、
直線では足が持たずに沈んでいき17着。
しかしペースとしては悪いものではなく、もう少し距離が伸びてもいい気はするものの、後方有利のオークスでは厳しい気がする。

タガノエルピーダ(Mデムーロ)

評価:B
脚質:先行

朝日杯では先団に付け、直線で粘り強い脚を見せるも3着。
しかし牡馬混合G1でのこの成績はかなり強い。
チューリップ賞でも先団に付くが、直線で思うように伸びずに4着。
直線で一瞬だけ伸びる印象。
オープン戦では快勝。
展開が向けば馬券内もありそうだが、大外枠と後方有利でなんだかんだ沈んでいきそうな感じもする。
これだ大外で着たら最強やから見てみたい気もする。

ランスオブクイーン(横山和)

評価:C?
脚質:先行

前走ではやや前方に付け、直線で外から一気に抜けて一着。
前々走でも前目で、直線で先頭に立つもチェレスタに差し切られて2着。
未勝利戦で、かつチェレスタの情報が無さすぎるため謎。
ただ、1600mよりも2000mの方が戦績がいいことを考えると、バカ理論で行けば2400はもっと強いし、先行馬にしてはかなり良い末脚をしている。
ワンチ複勝ならありかも。先週もわけわからん馬来たし。

一覧

A
スウィープフィート クイーンズウォーク チェルヴィニア
B
ステレンボッシュ ライトバック コガネノソラ タガノエルピーダ ラヴァンダ
C
ラヴァンダ ミアネーロ ランスオブクイーン

予想

◎13スウィープフィート
○2クイーンズウォーク
○7ステレンボッシュ
○12チェルヴィニア
○14ライトバック
▲9ラヴァンダ
▲17タガノエルピーダ
△5コガネノソラ
△1ミアネーロ
穴18ランスオブクイーン

買い目

複勝
18
1点×2000円

三連複
軸2頭:12,13
相手:1,2,5,7,9,14,17,18
8点×500円
計4000円





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