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目指せ3日坊主


怠惰を求めて勤勉に行きつく
私のことを言っているのか?と思う言葉の一つです。

インスタでnamytoneを始めて14年。暮らしのアレコレを発信しているので、言うと驚かれるかもしれませんが、声を大にして言っちゃいます。

しなくていいなら、掃除や片づけ、料理もしたくない!

でも散らかっていると気になる性格で。年を重ね健康のことを考える時間も増えてきた。ということで、掃除してそれなりに片づけながら3食自炊する…という当たり前のことと日々向き合っています。

人間、根底にはあるものは変わりませんね。

「動く距離は短く、回数も少なく、かかる時間も超短縮。でも快適清潔にそして心地よく暮らしたい」という気ままな考えで暮らしを建設してきました。
まさに、怠惰を求めて(極め)勤勉に行きつきいた人。

怠惰な自分ではなく、もう少し真面目な類の人間であれば、今の暮らしはなかったと思います。

怠けものの私は、いかにラクして生きるかを常々考えており、出し入れが不便だったり、動線がピンとこない、動作が多い…ということがあれば、頭を捻って改善策を練りたくなります。
片付けにしても料理にしても、自分が続けられる範囲が分かっているので、挫折しそうな目標はまず設定しません。

よし明日からやるぞ!と張り切って決めたことを、その明日からやれなかったことだってあります。3日坊主の足元にも及ばず。
だからこれまで目指せ3日坊主 で生きてきたのです。

何か新しいことを始めるときは、一歩目が肝心。まずは3日、そして1ヶ月…と継続していくものだと思いますが、私の場合は、必ず目指せ3日坊主。
3日続いてもそこで終わること前提…
でも一つ言えることは、小さな一歩でも、大きな一歩でも、何かを始めようと決断する時の勇気に大小はありません。

はじめの一歩が大きいと、前には進めるけど、その歩幅で走り続けるのが大変です。
学生時代マラソンをするとき、トップの少し後ろを走り、今だ!というタイミングで最後に追い抜く…という作戦で走っていたことを思い出しました🏃🏻
趣旨はズレますが、抜かれまいと必死にペースを維持して走るトップランナーより、少しずつ幅を狭めていく方が自分には合っている気がします。

誰にでも“これならできる” のレベルがあると思います。5分だけ早く起きる、3行だけ本を読む。これらの行為を暮らしに落とし込み、習慣化するためには、たったこれだけのことを続けていくことが重要なのです。

私は3日も続けられない人間なので、練りに練ってこういう作戦に出ていますが、もっと違ったタイプの方もいらっしゃると思うので、まずは自分を知ることからはじめてみてください。

目指せ3日坊主マインドも悪くないですよ。

「人が出来ても自分に出来ないことがある」ということをしっかり受容れて、頭で理解し、はじめの一歩をより小さくする。

怠惰は性質なので、人と比較する必要はないし、何かを羨ましいと思う時間があれば、勤勉にラクすることを考えましょう!
その方が運も味方してくれそうな気がします。

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