見出し画像

第2回臨時総会 ~4~ 違う方向を向く人々、Mさんの一喝

ある区分所有者の言い分(誰だかは読むとわかるよw):
(コンサルの)面接するから参加してくれ、という貼り紙が1階ロビーに掲示されたとき、(監事の)Iさんとばったり下(1階ロビー)で会って、これ何なんだろうね、といわれたのを覚えています。面接は日曜日(と書いてありました)でした。
告知を貼ったのは水曜日くらいでしたね。開催まで3日くらいしかないんですよ。そういうことでいいんですかね。恐らくこれがいいと思ってやっているのはわかるし、悪いとは言いません。
だた、もう頭はそっちに行っている。コンサルありきで話進めているんです(筆者注:この時点で総会ではコンサル導入が承認されています)。
私はね、水道ありきで話すかもしれない。自分の生活にかかわるからですよ(筆者註:でも自らは絶対に動きません)。で、その(コンサル導入は)何べんも僕はずっと反対していますけど。
一人だけですけど。〇万円は大きいんですよ。皆さんにとっても大きいお金と思うんですよ。
もう1回考えるべきではないんですか。
本当に紙一枚貼っただけ。3日後なんてみんな予定決まってて、来たくても来れない。
ああやらはんのやね。行きたくても行かれない人もいるかもしれないよね。

修繕委員Mさんの一喝:
大規模修繕は一個人ではなく全体の非常に大事なこと。しなくてはいけない時期に入っています。このマンションの方は、例えば貼り紙を前もって、かなり前もって出したら参加されるんですか?
極めて大事なことに対してものすごく意識低いですよ、このマンションは。
(筆者注:Mさんは今年1月に開催した大規模修繕の勉強会への参加者が、かなり少なかったことを気にしていました。)

だから委員会も必死だったんですよ。
真行さんも、何とかせないかん、と。やらないといけないことはわかっている。管理会社も(マンションの)躯体はしっかりしていると言っているけれど、大規模修繕は早くやった方がいいですよ。
勉強会もしました。手続きは恐らく不備な点があったかもしれないが、理事会も含めて前に進めていかなくては。私たちは後戻りはない、という気持ちで動いているんですよ。
よしんば事前にお知らせを出したからと言って、参加されますかね? きわめて意識が低い。

K氏の反論:
Mさんの仰ることはわかるけれど、組織の中の、理事会とか、そういう組織の中できめることは規約で決まっているんだから。その手続きを一切踏んでいないからこういうことになるわけだ。金がかからんことならええけど、貴重な、みんながためたお金を、こんな、ずさんなことに使うわけにはいかんのだ(怒鳴る。意味不明)……関係ない!!

Mさんの反論:
ならば申し上げます。前の臨時総会で、もっと議論なさるべきだったんじゃないですか?(筆者註:この発言は8月の臨時総会をご子息に任したK氏を暗に非難したと思われる。京都の人の言い回しは難しいです)

K氏:
(激高)だからそういう議論に全然なっていない。具体的なことは何も提示されていないのに、何を承認した!?

わたしの反論:
金金金というけれどさ、Kさん。
たとえば非常階段に付けた手摺。給水管交換前後にとりつけましたよね。あれ、いくらしました? 相見積もり取りました?
あなたがこのマンションに君臨していたとき、何度か「合い見積もりをとった」という言葉を聞いたことがあります。でもどこの会社がどのくらいの見積もりを出したのか、わたし一度も見たことないですよ?
しかもマンションの1軒1軒を回って「手摺付けるし」って言ったら、それは総会で了解取ったことと同じになるんですかね?

自転車置き場のトタン屋根。あれも当時の理事会が勝手に付けたといまだにわたしは思っていますよ? 今じゃすっかり違法なものですよね。マンション管理士の資格をお持ちのあなたなら、お分かりと思いますが。

結局あなたは、自分に都合のいい組織理論を振りかざし、規約を捻じ曲げているだけではないですか? 都合が悪いことは、怒鳴れば片付くってものではありませんよ。

      *

そろそろ臨時総会の実況にも飽きてきてしまいました。
結論から言いますと、この臨時総会を境にわたしたちのマンションの大規模修繕工事に関することはほぼストップすることになります。

いったんコンサル候補に決まったヤマダさんには後日連絡を入れることになりますが、1年ほど宙ぶらりんにしてしまいました。よく待ってくださったと思います。

結局、最後の一騎打ちをわたしが決意したので、そうはなりませんでしたが、この臨時総会で全てが頓挫したら、わたしはサトウさんのNPOへの支払いや、ヤマダさんがここまでにかかった費用を清算してもらって自腹で払い、このマンションを売っぱらおうと腹を括ったほどでした(もちろんそのあと、訴訟を起こすつもりでしたー)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?