縦走初心者におすすめ!陣馬山~高尾山縦走で絶景と自然を満喫!
梅雨の晴れ間は大切にしていきたい。
ただでさえ天気の変わりやすい山では、この言葉がしっかりとした重みをもつ。
今回の山行は陣馬山から景信山を経由して高尾山に至る縦走ルート。いわずとしれたアクセスの良さを誇る高尾山をただ登るだけでなく、どうせなら周辺の山々も楽しんじゃおうというもの。「そろそろ縦走してみたいな~」という登山者に、めちゃくちゃおすすめなのでぜひ。
陣場山~高尾山縦走がなぜおすすめなのか
数ある縦走ルートの中でこのルートがおすすめな理由は以下
都心からアクセスしやすい
山小屋がたくさんあり、食事も買えるので最低限の荷物でOK
登山道が歩きやすい
登山者が多いので迷いにくい
エスケープルート(途中で帰れる道)がたくさんある
トイレがある
下山後にすぐ温泉に入れる
難しいことを考えず、一度にたくさんの山に登りたい人にぴったり。
高尾駅からバスで陣馬高原下バス停へ
高尾駅からバスで「陣馬高原下バス停」へ向かう。
この時点でバス停はかなり混んでいた。すごい行列。
ただ、バスも増発されているので問題なく時間通りに乗れた。
高原下バス停までは、高尾駅から15分ほど。
そこそこの山道だから、結構揺れる。
バス停を降りたあとは、登山口までしばらく舗装道路を行く。川のそばを歩くので、涼しくて気持ちが良い。
登山道はまあまあな急登。ただ、自然たっぷりで楽しい。
ぐんぐん登っていくの楽しい。
木の根っこみたいになっている道が好きだ。
陣馬山登頂&休憩
2時間ほどで陣馬山登頂。めちゃくちゃいい天気で開放的。
陣馬山の山頂には山小屋が2店舗あり、そば、うんどんなどの軽食も買うことができる。
色々なものを買うことができるから、正直お昼をここで取る想定で荷物を軽くするのもアリ。
とっても過ごしやすい山頂で、陣馬山だけを楽しむのも全然アリだと思った。陣馬山の山頂を目指すコースもいくつかあるので、行きと帰りを別のコースにすれば満足の行く山行になること間違いなし。
景信山でランチ
陣馬山をあとにして、奈良子峠、明王峠を経て景信山へ向かう。
陣馬山から高尾山に向けては基本的に下っていくこととなる。陣馬山の方が標高が高いからね。
景信山は、鬼滅の時透無一郎の出身地らしい。ここであんなかわいそうな事件が…景信山にも売店があり、食料がなくてもここで何か食べることができる。
お昼ご飯は安定のカレーメシ。今回はシーフードにしてみた。
魚介の旨味がしっかりしてうまい。
疲れた体に塩分がぐんぐん駆け巡る。最高。
食後はモンベルのトレールチャイ。
スパイス感がしっかりして美味しい。けど、お湯が多くてちょっぴり薄かった。
小仏城山へ
景信山をあとにして、ぐんぐん下る。
このあたりで、熱中症の人がヘリコプターで搬送されていた。
消防隊の人たち、荷物たくさん持ってガンガン我々を追い抜いていった。たくましすぎる。
高尾山山頂へ
アップダウンはほとんどないが、じりじりと焼け付くような太陽に照らされながら高尾山を目指す。きつい。過去、何度か高尾山自体は登っているが、こんなにも遠い高尾山は初めてだった。きついけど楽しい。
やっと登頂。
浮かれた若者が多い。これまでの山とはちがうんだ。ここは高尾山なんだと気付かされる。山頂の開けたところで女子大生2人がぎゃーすか生配信をしていた。うるさすぎる。何を食べて生きているんだ。
少し山頂で休憩して、ロープウェイで下山。久しぶりに来て忘れていたが、山頂からロープウェイの駅までそこそこ距離がある。
下山後は高尾山温泉へ
高尾山口駅の温泉で汗を流し、カツ丼を食べてカロリーを回収して帰宅。疲れすぎてここの写真は撮り忘れていた。楽しい山行だった。
コースタイムこそ長いけど、アップダウンは少なめなので体力勝負といった感じ。自然も豊かで、山小屋たくさん、飲食店もたくさん、とわりと縦走初心者でもがっつり楽しめるコースだった。
縦走は景色が常に変わり続けるので楽しい。地図を見返して「ここからここまで歩いたんだ~」って思うのも楽しい。また、高尾山周りは低山が多く、道も多いから、色々な縦走コースを組み立てられる。「何度行っても飽きない」これが高尾山の魅力だと思う。
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