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笑いと恐怖と切なさと

5月にも行った「ムキムキお肉を作ろう!」がとてもいいライブだったので再び参加。
今回の劇場は清澄白河。平日の夕方、仕事を切り上げていくにはなかなか遠い…。
でもなかなか趣のある会場でよかった。

今回は好きな人ばかりだし、新しいスタイルのネタを試している人もいて、かなり見応えがあった。見ている方も疲れるのは、多分良いライブだ。

特に印象的だったのが、めぞん2本目の「貯金箱」のネタ。私は素人のくせして、漫才の構成やらテクニックやら伏線回収やらそういうモノを目敏く拾いたくなってしまう節があるけれど、このネタに関してはもうそんなのはどうでもよくなった。人間だ、やってる人間の勝利だ。生き方の話だ。めぞんのラフターナイトのネタでもしみじみ思ったけど、もはやオタク漫才とかいうカテゴリですらない。不快感は限りなく薄いのに、めちゃくちゃ純度の高い悲鳴が漏れ出る漫才。途中、吉野さんが微笑むくだりのところで、笑いと恐怖と切なさで感情がめちゃくちゃになってしまった。めぞんの漫才が大好きだなと思った。

あとは出順を勘違い(?)していたエバースが着替えながらバタバタと登場したのも新鮮で笑った。身だしなみをチェック出来ないまま出たからか、終始町田さんか不安そうで面白かった。

ムキムキお肉〜の面々が、みんな思いっきりM-1で活躍できますように。

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