歌を歌いに初めてのハノイへ

歌のお仕事は突然に！？
ひょんなことからベトナム人のブッキングの方から連絡をいただき、初めてのハノイへやってきました。

正直、あまりにも急なオファーでしかも平日月曜日と聞き、初めはちょっと半信半疑だったんですが、朝7時にタンソンニャットへ行くとちゃんと待ってくれていました。
キーンと飛んでハノイへ到着、ハノイは雨季のホーチミンとは打って変わって超晴天です。

到着早々に今回ブッキングをしてくれたアテンドのビー君が市内のブンチャーハノイ屋さんへ連れて行ってくれました。

絶品！やっぱりブンチャーハノイはハノイの食べ物なんだなぁ、と身に染みました。お肉たっぷりで優しい味付けで美味しかったです。
ホーチミンで食べるブンチャーはもう少し煮詰まって甘酸っぱさが濃いので、どちらも好きですが、これが本場の味なんだなぁ、と噛み締めました。

揚げ春巻きも皮がパリパリで多分、湯葉？を使用しているのかな？とっても美味しかったです。

いきなりの美味しい出逢いに大満足した後は、依頼人との合流時間までビー君の友人とカフェへ。私が「本場のエッグコーヒーを飲みたい」と言うと、こんなところにこんなお店が！？的な場所へ連れて行ってくれました。

入り口は狭いのですが、中に入り更に上がると広々とした空間が現れます。

念願の本場のエッグコーヒー。飲めるプリン、って感じです。

ビー君と友人が再会を楽しんでいたので、私は隅っこの席でひたすらこの日歌う曲の練習と、バレないように声出しをしておりました。

1時間ほどのんびりしてからお迎えの車が来たので移動です。

そしてこの時に気がついたのですが、私が歌うのはハノイではなく、ハノイから更に1時間ほど車で走った場所でした…。笑

そう。この日は日本が誇る自動車ブランドHONDAさんのショウルームオープン記念のイベントで歌わせていただいたのでした。

ホーチミンと季節が逆のハノイはただいま乾季。雨の心配もなくお天気に大変恵まれました。
また、到着して間もなくメイクさんに自前のメイクを落とされベトナムメイクをしてもらうことに…。1時間以上かかっていつもよりかなり濃い顔になった自分の顔面に、やや違和感を感じつつこの日はこの顔でステージに立つことに。メイクさんと。

日が暮れてから、ようやくイベントが始まりました。私以外にも太鼓と龍のショウや、欧米のダンスサークルのショウ、ベトナム人歌手のショウなどあり、いよいよ私の出番です。

出番直前にベトナム人スタッフより、日本の現地社長に「How do you feel?」とステージ上から日本語で聞いて欲しいなどの要望があり、<突如現れた変な日本人の女にそんなこと聞かれても困らないだろうか？>とドキドキしつつも、なんとか二曲ほど歌わせていただきあっという間に時間は過ぎました。

ちなみに選曲は今回ブッキングしてくれたビー君にどうしても歌って欲しい！と懇願された「夢をかなえてドラえもん」と、「上を向いて歩こう」と二曲。ベトナム人は本当にドラえもんが好きだなぁ〜と思いつつ、ドラえもんはいろんな企業とコラボしているのでイメージ的に大丈夫なのかな？と不安はありましたが、結果的に会場にいたベトナム人の方々は喜んでくださったようなので安心しました。

ステージを終えるとビー君に「帰りの飛行機の時間がギリギリだから、急いで！」と言われ、3分で浴衣から私服に着替えて車に飛び乗り会場を後にしました。

というわけでかなりドタバタのハノイ滞在(ほぼハノイではなかった)となりましたが、次回はプライベートでゆっくり観光なども楽しみたいです。

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