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それ、バレちゃってます(^_^;)とあるライブの時の出来事。。

こんにちは!ボイスコーディネイターの日高です(^^)今日はワタクシの苦〜い経験を一つ。。

ライブ前のリハで、バックミュージシャンと意見の食い違いがあり、言い争いとまではいかないもの、何となく重い気持ちを引きずったまま本番を迎えてしまった事がありました。
 
 もちろん、本番では何事もなかったかのように、MCもしっかり盛り上げ、笑いも狙ったりしながら(狙ったというか、性分です・・笑)、ずっと和やかな雰囲気のままライブは終了し、満足感に浸りながらお客様へ順番に挨拶をさせていただいていました。

 その中で、ある一人のお客様(Mさん)が仰った衝撃の一言・・『今日は何か元気なかったねぇ。いつもより声が沈んでるような感じだったから。。』

 えぇっ!!あんなに盛り上がったライブだったのにぃ?!

 自分ではもうリハでの重い気持ちは封印できたと思い込んでいましたし、むしろリハでの事はなかったかのように、そのことを言われるまで頭にも心にも浮かんでくることはなかっただけにショックでした。

 プロとして『私事はステージに持ち込まない』がモットーの自分が、お客様にそんなマイナスなイメージのライブを提供してしまったことに対して、申し訳ないやら情けないやら。。

 Mさんはライブに何度も足を運んで下さっていた方で、お話しさせていただく機会が多かったこともあり正直な感想をお聞きすることができましたが、他のお客様もMさんと同じような思いでライブを観ていたのだとしたら。。次のライブに来て下さることはもうないかもしれない。。と思うと本当に怖くなったのを覚えています。

 この日がきっかけとなり、『声は絶対に誤魔化しがきかない』を念頭において、『どうしたら常に自分をニュートラルに戻し機嫌良くいられるか』を主なテーマとして、メンタルに関する勉強も積み重ね今日に至ります。

 自分の考え方のクセを解き、物事の多角的な捉え方を習得したおかげもあって、声に元気がない、暗いなどとマイナスな事を言われることはなくなりました。更に人間関係の構築でも大変役に立っています。ボソっと発せられる暗い声には魅力を感じないですし、声には自分でも気づかない個性が眠っていたりするものです。時々、ご自身の声がどのような印象を与えているか考えてみてはいかがでしょうか?

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