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『子宮に沈める』を観ました。全くおすすめしません。

人に薦められて、どんな映画化も知らずに観ました。
観なければよかったと思うほど、イヤーな気持ちのする映画でした。

観てから知ったのですが、実話を元にした映画だと。
大阪で、2人の子供を餓死させた母親の事件。
当時は、衝撃的だったのを思い出した。

映画と実際では、違う部分も多いと言う。

しかし、これを映画にする必要はあるのか?
作者は何を伝えたかったのか?
映画では、子育てに奮闘する母が堕落していく様子を描いている。
仕事に没頭して、協力的でない夫。
寂しい妻。
美化しているようにも思えた。

それでも、観て3日経つけれど、まだ心に残っているのは、
それほど衝撃を与えた映画としては、成功なんだろう。

子役の特にお姉ちゃん役の演技が凄すぎて、
余計しんどくなった。
あの子たちは、あの映画で辛い思いをしなかったのだろうかと
心配になった。
今は、13歳になって、演技を続けていると知って安堵。

子育ては、孤独との戦いでもあると思う事があった。
私はラッキーな事に、なんとか、子育てをすることができたけれど、
ボタンの掛け違い、運、小さなきっかけで
人生というのは、全く違う方向に行くんだろうと
観ながら、怖くなった。

そういう意味で、この映画はおすすめしません。

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