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根拠のない自信のメリット

私はあまり自信家ではない。不安がつきまとう。それを払いのけるために行動している。いつも自信に満ちている人は羨ましい。

しかしだ、私はもしかしたら、周りからは自信があるように見られているのかもしれない。1年前から参加しているアドラーゼミという社会人の学びの会がある。ほぼ私はzoomでの参加なのだが、今まで3回現地に行った。そして今回静岡合宿に参加した。そこで、画面上ではあっていたが、リアルでは初めて会った人2人に言われた。「パワフルな方だと思っていました」
そう見せているつもりは毛頭ないのだ。そのゼミでは、知らない事ばかりで新鮮である。さらに学びたいと思う。

ただ、私も自信があるように見せている時がある。仕事の時だ。患者さんを前に、自信なく振舞う事はできない。してはいけないと思う。先日から、診たことない病気の方を診させてもらっている。初めに、実は経験がない事を告げ、その上でこういう方針でやっていくつもりだと話した。患者さんはすがる思いで来てくれている。今も自信はない。ひたすら患者さんの肌を触り、脈を診て、鍼をする、お灸をする。「先生の手、温かくて気持ちいい」と言ってくれた。少しでも力になりたいと願う気持ちで施術する。優しい笑顔で話そうとしている。

話を戻すと、根拠のない自信は時に必要だ。そして、少しでも根拠を見つけようともがいているのだ。

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