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調停を独りで臨むか弁護士に頼むか問題と調停員について

私は調停は2回しています。どちらも私から申し立てています。1回目の話はこちらに書きました。2回目の調停は近々書く予定です。


弁護士は頼みませんでしたが、調停の前には必ず弁護士に相談し、作戦を立てました。相談料は30分 5,000円です。たまに30分を超えて相談する時は10,000円になりました。たぶん1度だけでした。30分で話が終わるように質問事項を書いて行ったし、弁護士さんもまきで話してくれました。弁護士には得意分野があります。相性もあります。なにが得意か、何の事件を扱っているのが多いのか調べて、相談に行くべきです。私は、ずっと相談だけでしたが、離婚となったら、この弁護士に委託するかもしれません。

調停員さんの前に話すことさえ緊張して出来ないとか、精神的に病んでしまった場合、弁護士さんと同行していただく方がいいでしょう。せっかくの話し合いの場、しっかりと決めないともったいないです。調停で決まったことは効力を持ちます。例えば、調停で婚姻費用(生活費)が決まれば、それは絶対的です。もし払わなかった場合、会社の給与から差し押さえることが可能になります。(その手続きは必要です)口約束でいくら払うというより確実です。

調停員はいろんな人がいる

当たりはずれなんて言い方をしたら失礼かもしれませんが、私の調停の調停員さんは、2回とも、全然よくなかったです。息子を叩いたりすることが嫌でと言っても、「昔はそんなの普通やったから。」と男性調停員が言うと、女性調停員は、「私も叩かれた事はいっぱいあります。」って同意しました。いやいや、それがそもそも肯定されてどないすんねんって心の中で叫んでいました。

その事をいつも相談している弁護士に言うと、笑って「都会ではありえないけど、田舎ではまだまだそういうのあるね。」と言いました。私の管轄の裁判所だったら、知っている調停員さんも多いから話はもっとスムーズに行くのにね。とも言っていました。
実際、私がその弁護士を紹介し、調停をした人がいるのですが、調停員さんは、弁護士さんに気を使った話し方をしていた、と教えてくれました。まあ、それもアンフェアな気もしますが。

調停員というのは、資格はいりません。40歳~70代の経験豊かな方がなるようです。例えば、民生委員をされていた方とか、校長先生をされていた方などらしいです。そういう方は、離婚・別居の経験がない方がほとんどでしょう。人生をまあ問題なく生きてくることが出来た方でしょう。いわゆる成功者だったりするのです。成功者が弱者の気持ちが分からないというわけではありませんが、考え方にばらつきがあるのは仕方のないことなのです。

時々、意見を押し付けられたり、イライラを見せられたり、結構ストレスがかかりました。しかし、それに乗ったら負けだと思っていました。彼らは、私たちの未来をよくしようとか思っていないのだから、するべき話を脱線しないように、決めるべきことの集中してもらうように、「やさしくきっぱりと」述べるようにしました。調停員の特に男性の方は、私の夫が身なりもきちんとしていて、高給取りで、浮気もしないいい人だと言っていました。そういう人でも離婚はしますから。

どんなに相性が悪くても、調停員が間違ったことを言ったとしても、調停員を変える事はできません。1つの調停で変更は出来ないのです。だから、どうしても嫌なら、さっさとその調停は終わらせて、一定の期間を開けて、再び申し立てる事は可能です。私も諦めて、その調停はしました。せめて、録音できるようにしてほしいものです。そうする事で、調停員も自分の発言により責任を持つでしょう。結論、調停員は運だ。どうしようもできない事にいらいらするのは無駄だ。


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