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市民が声を上げる事 『堤未果のショックドクトリン』を聴いて

オーディブルで、『堤未果のショックドクトリン』を聴き終わりました。
堤未果さんの書籍に触れるのは初めてでした。
具体的な事例を挙げていて、説得力のあるお話でした。


マイナンバーカードの危険性や、災害などで、人々がショックで、思考停止した際に、どさくさに紛れて、法案を通したり、芸能界のニュースでマスメディアが一斉に報道している間に、さっさと事を進めるなど、
そうだろうと思っていた事が、裏付けされました。

後半は、それに対しての対応について述べられていて、
悲観するのではなく、市民が立ち上がり、条例を作る、事も可能なのだと
書かれていました。

本当かな?
私は、割と悲観的で、もう政治を変えるのは無理なのではないかと思っています。そして、それに労力を使うのだったら、身近な人を幸せにする方に力を入れたいと思っています。
家族、友達、患者さんなどの力になりたいと。

堤さんは、声を上げる事の大切さを強く述べられています。
大丈夫ですと、優しい語り口で。

例えば、マイナンバーカードを作らなければ、給食費を実質有料にすると宣言した岡山県備前市は、市民が署名活動をした事で撤回したと書かれています。
ニュースには、それがメインの理由ではありませんが。

市民の声というのは、1人では、小さくても、集まれば、動かすことができるのでしょう。
その最初は、少ない声でも、それがなくては、大きくなりませんね。

私に出来る事は、何だろう。

ぜひ、みなさんと考えていきたいと思います。


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