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私たちの夫婦の話⑦婚姻費用の分担請求調停を申し立てた話

先日、夫が実家に帰ってしまい、その後数カ月は夫からの給与は私が持っている通帳に振り込まれていたのでそのまま変わらぬ生活を送っていました。数カ月した3月、夫からメールで財産をはっきりさせてほしいという事と、家に住んでいるなら、ローンを払ってほしいというメールが来ました。

私は、とうとう来たか、と思いました。動くべき時が来たかと。

それまでにしていた事。

1、課税証明書をとって夫の収入を知る。
2、弁護士に無料相談をする
3、心療内科を受診する

などしていました。

1、課税証明を取っておくは
昨日の記事の通りです。市役所に行き、当時はまだ住民票が同じでしたので、同居家族ということで問題なく取れました。

2、弁護士には少なくともその時点で5人くらい相談しました。ただ、あまり役に立つ情報は得ることが出来ませんでした。なぜなら、漠然と離婚したいというもので、弁護士側からすれば、気持ちをはっきりさせてから来てくださいという感じだったのでしょう。
ただ一人、この方いいなと思った方がいました。女性の弁護士さんで、県の女性問題の相談センターに月に1回無料で弁護士に相談できる機会があり、その時にたまたま担当になった方でした。その後、その弁護士さんに有料で相談に行きました。

3、診療内科に行く。
やはり眠れない日が続きました。しかし、心療内科に行ったのは、少し戦略的でして、「病んでいる」事実を作りたかったのです。今後、離婚となった時に、精神的に病んだという証明があると役に立つかもしれないと思ったのです。

心療内科は初めてではありませんでしたが、その病院は初めてでした。医師は私の経緯を聞き、
「捨てる側より捨てられる側の方が痛手は大きいです」とおっしゃいました。確かに、理由もなく出ていかれたショックはありましたし、その怒りをぶつける事もできませんでした。その後もそうですが、私たちは別居後一切話し合う事をしていません。相手がどう思っているか、お互い分からないままです。
その医師は初回は話を聞いてくれて薬を処方してくれましたが、翌週受診した時は、同じ薬を処方し、あっけなく診察は終わりましたので、その後、行くことはありませんでした。

そういった下準備をした上で、2017年4月地方裁判所に「婚姻費用の分担請求」の調停を申し立てました。費用は数千円でした。

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