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うさぎを飼う大変さについて

はじめに

この記事を書くのが目的でnoteを始めたといっても過言ではないです。
うさぎさんを飼う楽しさ・嬉しさについては、他のサイトにたくさん書いてあると思うので、こちらでは大変さについて書いてみます。

来年は卯年🐰

来年は卯年なので、うさぎブームがやってくると思います。
コロナによる外出自粛、テレワークの浸透によっておうち時間が増え、来年のうさぎブームはとても大きいものになるのではないかと勝手に想像しています。

問題なのは、「捨てうさぎ」、「十分にお世話してもらえないうさぎ」が増えることです。

うさぎさんについて学ばず、勢いで飼ったが想像と違ったので捨てる。またテレワークが減ったり、外出自粛が緩和されてお世話の時間が無くなり、十分なお世話をしない・捨てる…。などいろいろな理由でかわいそうなうさぎさんが増えるのをなんとかしたいです。

書きたいことが多いので、
何回かに分けて投稿しようと思っています。

今回は、うさぎさんを飼うメリットと言われている項目について、
本当にそうなのか、私の個人的な意見をまとめてみます。

うさぎを飼うメリット、本当にメリットなのか

1. 鳴かない

鳴かないことはメリットにならないと思います。
うるさくないので、「マンションで飼う際などに良い」などと言われていて、確かにメリットに見えます。
しかし「鳴かない」ことによる 大変さ があり、それは「うるさくない」を超えると思います。

それに…
捕食される側のうさぎさんは、敵に見つからないようにするために鳴き声を封印したらしいです。そういった、うさぎさんの理由あっての特徴を、人間の都合の良いように解釈するのはうさぎさん的には心外なんじゃないかと思っちゃいます。
うさぎさん的には「ぼくたち、鳴けないんだよ……気持ちを伝える手段が少ないんだ」って思ってるんじゃないかなー、なんて。

鳴かないので、「気持ち」がわかりにくいです。

コミュニケーションを取れないわけではないですが、犬猫のようにはいかないと思います。この辺りにギャップを感じる方、結構居そう。。

弱みを見せない習性の影響もあり、体調が悪いかどうかなど、健康状態を知りたくても読み取るのが難しかったりします。病気している時などは、今どういう状態なのか、どう思っているのか分かりにくいので、対応を間違え、後悔することも。そもそも体調不良に気づけなかったりもするのかな、と思います。

また、うさぎさんはストレスにかなり弱いですが、今ストレスを感じているのかどうかもよく分からなかったりします。

2. 散歩の必要が無い

外の散歩は確かに必要ないです(むしろ、うさぎ特有の様々な危険を伴うので個人的には非推奨)。

ですが運動しなくていいわけではなく、一日に1時間くらいはケージの外に出して遊ばせてあげる必要があります。

「散歩がいらない=運動させる必要がないから楽」という誤った解釈を誘うこのメリットの提示に疑問を感じるのと、部屋に放して遊ばせる事は、外での散歩と違った大変さが沢山あるということを言いたいです。

トイレを覚えない子だったり、縄張り意識が強い子は部屋のいろんなところでおしっこをします。しつけで改善する子もいますが、そうなるかどうかは、お迎えして一緒に過ごしてみてからじゃないと分からないので、飼う前におしっこやりたい放題になってもいいか、考える必要があると思います。

そしてうんちは息をするように歩きながらぽろぽろ(笑)。うんちはおしっこよりも、しつけにくい感じがあります。

そして、リードを付けるわけではないので制御不能です(笑)。フリーダム。
うさぎさんはあらゆるものをかじります。これは習性なので、怒っても無意味ですし、基本的に直りはしないのでは、と思います。(年齢を重ねるにつれて徐々に落ち着いた子、そもそもかじらない子はいるみたいです。)

かじる事は習性なので、うさぎさんをどうにかしようと考えるのではなく、こちらがうさぎさんのために環境を整えてあげる必要があります。

なんでもかじるので、部屋の中を対策しないといけません。コードとかをかじると感電死の恐れがありますし、大切な家具や洋服、鞄もかじります。とにかく何でも。絨毯がボロボロになったりもします。
行ってほしくないところは柵でガードする必要がありますし、誤飲の恐れもあるので、部屋は常にきれいにしておかないといけないと思います。
床も足を痛めるため、フローリングなど硬い材質ではだめです。

お散歩専用の部屋を一つ用意できれば、ある程度楽かもしれません。

3. 人に慣れやすい

これをメリットとしている事、とても不思議です…。
うさぎさんは捕食される側で、警戒心が強いので、むしろ慣れにくいと思います。またストレスにかなり弱いので、過度なスキンシップはNGです。ほとんどの子は、適度な距離感が必要です。抱っこもろくにできない子が多いんじゃないか、と思います。ちなみにたんぽぽはだっこ嫌いです。全力で逃げます(笑)。(抱っこに関しては、病気したときなどの投薬のためにも訓練しておいた方が良いそうです。)

そもそもですが、「慣れるかどうか」は、うさぎに限らず、動物たち一匹一匹の個性によるものが大きいんじゃないかと思います。

4. においが気にならない

体臭はほぼないですが、おしっこ、うんちは臭います。
おしっこに関しては、犬猫より量が多いのでそれだけ臭う可能性があります。

トイレ砂を活用すれば、ある程度対策できると思いますが、トイレ砂のにおいとかが苦手な子や食べてしまう恐れのある子に対しては使えない場合があります。

さいごに

うさぎさんをお世話するとなったら、日ごろから注意深く見てあげないといけないと思います。大げさかと思われますが、うさぎさんは捕食される側なので弱みを見せない習性があり、体調不良自体をぎりぎりまで隠します。発覚したときには手遅れなんてことも。発覚すらせず、原因不明の突然死も多い印象です。
また消化器官の特性上、一日の絶食にも耐えられません。

うさぎさんを飼われている方たちを見ていると、みなさん本当に体調管理には神経をとがらせて大切にお世話されていて、私自身も、もうそれが基本中の基本だと思っています。見習わなければと思う機会も多々あります。。。

ひとまず以上です。
また他にも何かあったら、追記していこうと思います!
全うさ🐰がしあわせでありますように。


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