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仮想通貨/暗号資産とは?

仮想通貨(暗号資産)という言葉を聞かれた事がある方は多いのではないでしょうか?
仮想通貨と言う名前の知名度が高いので、これ以降は仮想通貨と呼びますがニュースなどで犯罪に
使われた等、怖いイメージがあるかもしれません。実際は犯罪に使われるようなものではなく投資などに使われてるのが現状です。
具体的に仮想通貨とは、どういったものかを
簡単になるべく分かりやすくご説明します。

「仮想通貨って何?どんな仕組み?」


「投資して、どうやって儲けるの?買い方は?」
この記事を読まれてる方は、このような疑問をお持ちの方が多いでしょう。
そこで「仮想通貨の基礎知識とメリット・デメリット」を解説します。
仮想通貨は、インターネットを通じて不特定多数の間で商品等の対価として使用できるもので、ビットコインをはじめとして様々な種類が存在し、取引量は増加傾向にあります。

①デジタルな通貨
デジタルなコインなので紙幣のようにお財布に
入れたりは出来ません。
これだけ聞くと、暗号資産はSuicaやPayPayなどの「電子マネー」と同じだと思う方もいると思いますが、大雑把に言うと仮想通貨は銘柄により株のように価格が常に変動しております。
日本円の100円は日本国内で使う際は100円の価値ですが、仮想通貨はその時によって90円にも1,000にも価値が変わるものになります。
ココが投資としての肝になる部分です。

②国が発行した通貨でなく中央銀行が存在しない世界に流通している通貨の大部分は、発行元の国あるいは中央銀行がその価値を保証しています。
いわば従来の金融システムは中央集権的ですが
仮想通貨は国や中央銀行に左右されない非中央集権になります。

③何故、仮想通貨には価値があるのか?

仮想通貨は国や銀行の保証はありませんが、何故価値があるのか?ざっくりと言えば、人々が「仕組みや機能が多くのユーザーによって支持され価値あり」とみなすからです。
ビットコインなど価値がある仮想通貨は仕組みや機能が実用的でユーザーから使用されていることで売買がされ、価格が付いています。

④仮想通貨の仕組み
では価値がある仮想通貨の仕組みとは、どんなものかを解説していきます。
銀行などはサーバーを通じて取引を行いますが仮想通貨は分散型台帳技術を使用します。
分散型台帳技術は、ブロックチェーンの機能の一つであり、ブロックチェーンのネットワークに参加している参加者がそれぞれ同じ台帳を管理、共有することができる技術です。
ブロックチェーンは仮想通貨の取引では情報を暗号化して、いくつかにまとめてブロック化し、それを鎖のようにつなげていくところから、このように呼ばれています。
ブロックチェーンが技術には、誰が、いつ、どのような情報を書き込んだのか、参加者同士が検証、承認、監視し合うことで記録が更新されるため、偽の情報の記録や改ざんをすることが極めて困難です。

⑤ 仮想通貨のメリット・デメリットとは?
仮想通貨のメリットは主に下記のとおりです。
・24時間⏳365日取引が可能である。
・手数料が安い
・銀行よりも送金時に着金が早い
・海外送金も可能。
・市場の将来性

仮想通貨のデメリットは主に下記のとおりです。
・金融機関のような補償制度がない
・第三者からハッキングされる可能性がある。
・価格変動が多い(ココが投資の肝でもある)

簡単に説明すればメリット・デメリットは上記になるかと思います。

仮想通貨の投資としての魅力

仮想通貨は投資としての将来性に期待されています。良い意味でも悪い意味でも認知度が高まってきたとはいえ、まだまだ一般に普及しているとは
言い難い状況です。
ですが、その可能性にいち早く気付いた人だけが扱い、投資対象としているのが現状です。

キャズム理論で言えばアーリーアダプター付近になるのではないかと思います。(2024年現在)
仮想通貨の投資は株式とは違いストップ高やストップ安がありません。ボラリティ(価格変動)が高いのが大きな特徴です。人気のビットコインなどは一気に数十万円の価格が上下する事もあります。

これが仮想通貨で大儲けできるポイントであり
(大損する場合もあり)魅力であると言えます。
また株式投資とはレバレッジが違うのも魅力の
一つです。

レバレッジとは少額で大きな金額の取引ができることを指します。株式の場合レバレッジ取引の倍率は約3倍です。
仮想通貨の場合、国内は規制がありレバレッジ倍率は2倍ですが、海外取引所を使えば200倍のレバレッジが可能です。

高いレバレッジで取引すると、大きな利益につながる可能性がある反面、多額の損失を被るリスクも大きくなります。
そのため、レバレッジ取引は初心者にはハードルの高い取引です。また、レバレッジ取引を行う場合は、リスクを理解したうえで、徹底した資金管理を行うことがポイントです。

株式との他の違いは最低投資金額です。
ビットコインは、株式と比較すると少額で投資できるという点が異なります。
仮想通貨の取引所により最低取引数量は異なる場合がありますが、ビットコインは500円から取引が可能です。
一方、株式投資を行う場合は、ある程度の自己資金が必要です。1万円以下で購入できる銘柄も中にはありますが、数十万円なければ手に入らない銘柄もあるのが現状です。

仮想通貨投資のメリット

少額の投資でも、リターンが大きいケースもあることが仮想通貨投資の特徴です。1億円単位で利益が出たケースもあり、夢かある投資ともいえるかもしれません。
先に記載しましたが仮想通貨は日々の価格の変動が大きく、誕生してからもまだ年数が浅いため、今後の伸びしろの大きさに期待して、長期保有をする人もいます。
世界中の大手の銀行や投資機関も独自の仮想通貨に関するニュースや仮想通貨をリリースしたりと、今後もますます仮想通貨の市場は拡大していくという見方もあります。

仮想通貨のデメリット

仮想通貨投資の場合は、株式投資よりも税率が高いことが特徴です。これは、仮想通貨投資で得られた利益が雑所得になるためです。
今、税率改正に向けた呼びかけを仮想通貨取引所をはじめ多くの企業が呼びかけを行なっている状況です。
また先に挙げたリターンが大きい反面、損失も大きい場合もあるのがデメリットです。

最後に

投資は余剰資金で運用するということが仮想通貨投資においても、株式投資においても大事なことになります。
また、投資対象を分散して投資する分散投資することも、リスクを回避するうえで必要なことです。
仮想通貨投資と株式投資のそれぞれの違いをよく理解し、メリットやデメリットなどを知ったうえで投資をしましょう。

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