思い込み(思い癖)



人は思い込みでできている。リアル/現実とは違う思い。たとえば結婚適齢期というものがあるという思い込み。確かに20代後半から30代前半までに結婚する人が多いかもしれない。そうでない人もいる。つまり結婚適齢期は人によって違う。

人は父母の思い込みで生まれ、思い込みの中で育つ。父親は背が高く、子供は背が低い場合、背が低いと言われて育ち、それがコンプレックスになったりする。

人とその社会は100%思い込みでできているわけではもちろんなく、リアルなものが染み込んでくる隙間が数%ある。体と心が成長するにつれて、リアルなものに触れる機会は普通は減っていく。少しずつ増えていくこともある。普通、思い込みのほうが「人間的」で「大事」。それがなくなると社会的/経済的に死活問題にさえなる。思い込みを否定し、リアルなものをそのまま語る人や、思い込みをリアルなものに変えようとする人は、変人と呼ばれたり左遷されたり組織をつくったりする。だからリアルなものに触れてもすぐさまそれを否定するのが基本「ルール」。リアルなものを否定しない、あるいは否定しにくい人がいるのは、たとえば、小さい頃から病気、不幸、独特なしつけ/教育、特異な環境、霊視、超常現象など、非日常的な経験をしてきたから。

思い込み・思い癖は、自分ではなかなか気づかないので、リアルなものに触れる機会を増やしたい場合は、言葉にする、話をするなど、外に表現する、形にする、目に見えるようにすると気づきやすい。自分の癖がわかれば、相手の癖もわかり、集団/社会の癖もわかるようになる。

#リリス 、#ディセンダント、12室、#土星、時々 #火星 などは日常に染み込んでくるリアルを見せてくれる。でも、占星術を始めてまもない人は、これらの感受点の説明を聞いて引くことが多い様。説明される気質を否定する人が多い。ネガティブととられる気質は誰にでもある。その気質を受け入れられない性質も誰にでもある。

思い込みとリアルがぶつかる時、初めて自分のリアルに向き合う可能性が出てくる。自分の癖を知る機会が得られる。

ref:astrawrlogy



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