なみなみ

好きなことを上手に書けるようになりたいので、たくさん練習してます。

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好きって言おう

人に嫌われることがとても怖い。 たった一人に嫌われるだけで、わたしは世界の誰にも受け入れられていない居場所がない人間だと思ってしまう。 話をしている時に少しでも相手の顔色が曇ると、嫌われたのかもしれないと心配になる。 帰り道もその心配で頭がいっぱいになって、家に帰る頃にはどきどきして胸が苦しい。 ゆっくりお風呂に入ることも横になることもできずに、探りを入れるようなラインを送って、優しい返事が返ってくるとやっと安心して眠れる。 それがいつものわたし。 仲良くない、ただの顔

    • 1人きり 道で転んだ 報告を できる誰かが いてくれたら、さ

      • 明日は6時に起きてウォーキングして白湯飲んで朝イチでタスクこなそう、と考えている時間は人生の浪費。

        • 結局キャパシティなんて限られてて、安定と希望を両立することはできない。夢を見ながら安定することはできない。沈むかもしれない船に乗ることでしか黄金郷に辿りつけない。

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        好きって言おう

        • 1人きり 道で転んだ 報告を できる誰かが いてくれたら、さ

        • 明日は6時に起きてウォーキングして白湯飲んで朝イチでタスクこなそう、と考えている時間は人生の浪費。

        • 結局キャパシティなんて限られてて、安定と希望を両立することはできない。夢を見ながら安定することはできない。沈むかもしれない船に乗ることでしか黄金郷に辿りつけない。

          生きるのが暇つぶしだとしたら、死ぬのが本業ってことになるよなあ

          生きるのが暇つぶしだとしたら、死ぬのが本業ってことになるよなあ

          自分以外の人間全てが羨ましくて、妬ましい。結局自分が努力しない言い訳でしかないのに。

          あの子は顔が可愛い。 あの子はコミュ力がある。 あの子は学歴が高い。 あの子は仕事が早い。 あの子は実家が太い。 あの子は年収が高い。 あの子はポジティブ。 あの子はユーモアがある。 あの子は彼氏がいる。 どれも自分にはない。 社会的なステータスから外見から性格から環境まで、全てを羨んでしまう。 「今度昇進するんだ」と声を弾ませて言った友達の顔を見ることができなくて、自分のあげられない口角をごまかすために乾杯、とグラスをあげた。 都内のワンルームに住める年収、残業時間月2

          自分以外の人間全てが羨ましくて、妬ましい。結局自分が努力しない言い訳でしかないのに。

          わたしの価値、承認

          価値の基準?私にはどれくらい価値があって、誰がそれを計測してくれるんだろう。 死にたい死にたいと考えていた昨年、ふと思ったことだった。 死にたいと考えている時、自分には価値がない、生産性がない、だから生きていくことはできないんだと心の調子の階段をずるずると滑り落ちていた。 でも、よく考えたら価値がないってなんだろう。生産性がないってなんだろう。 悪いことをしてなかったら価値がある?友達が多ければ?たくさん旅行に行って写真を撮っていたら?それとも仕事で成果をあげられていたら

          わたしの価値、承認

          不幸の練習

          今まで人生で何回か、「人が想像する不幸のうち90%は現実にならない」というような名言を目にすることがあった。 90%か80%か、現実にならないだか実現しないだか詳細は記憶していないがニュアンスは合っていると思う。 忘れた頃に知らない誰かが言っているものを読んで、そのたびに妙に納得していた。 とんでもないミスをして良くないことが起こる、楽しみなことがある日の天気予報が雨でやっぱり降られた、のような十中八九悪い結果になるだろうという原因がある不安は10%くらいあったし当たった。

          不幸の練習

          不思議

          そのときはじめて死ぬまで生きていかなければいけないと理解した。 最近わたしは仕事に関して成果を出すことからそれ以前に努力するということもせず、恋愛もうまくいかず、気軽に連絡できる人が少なく、この先60年を生きていく不安と気分の落ち込みが続いている。 落ち込んでいる、と思いつつ学生時代に聞いた音楽を聞いたり、転職について調べたりしていた。 転職を考える中で気がついたのは、わたしは未だに主人公願望があることだった。 わたしは何かで才能を持っていてそれを披露して誰からも支持さ

          爪のささくれ

          いつもささくれがあるみたいだ なぜできたかも思い出せないのに、ひっかかって、動くと少し痛くて、考えられずにいられない。 ひまな2分間にTwitter閉じてインスタ開くコンマ数秒の隙で気になってしまう。 私はこんなに、なのに、君にしたらそこまで、なのずるくないかな。 勝手に悔しく思う。 なのに簡単には引っこ抜けない、ささくれじゃないから

          爪のささくれ

          一重と奥二重

          左右の目の大きさが違う。 右は一重で、左は奥二重。それに引っ張られるように右の眉毛はやや下がり、左の眉毛はやや上がっている。 左上から引っ張られたみたいな顔。ピカソの絵を思い出させる。 幼児園の頃に怪我をして残った傷跡。ケーキの上のイチゴみたいに、ポツンと鼻の下にある。見られたくなくて手で鼻と口を隠す癖がついた。 あごに硬い毛が生えていることがある。いつもと光の加減が違う鏡の前で気がついて、どうしようもなくて、擦り続ける。 鏡の前の私は本当なのか。どんな顔で人と話して

          一重と奥二重

          たまごやき

          おじいちゃんの卵焼きが好きだった。 幼稚園児のころ、家に帰って食べる定番のおやつは卵焼きだった。 おじいちゃんの卵焼きは醤油と砂糖が大さじ2杯くらいずつ入って甘かった。イラストみたいにキレイには焼かなくて、フライパンに入れてぐるっとかき混ぜたら真ん中にかき集めて裏返してそれで完成。 ちょっと山みたいになった茶色い卵焼き。 そのころは小さかったから見えているはずがないのだけれど、醤油が入ってだいぶ茶色くなった卵液をかき混ぜるおじいちゃんの手元をなぜか覚えてる。 記憶なのか、

          たまごやき

          夜のお粥

          わたしがわたしのために作るお粥は、簡単でしょっぱい。 何もする気が起きなくて、眠るのすら面倒で、今寝たらあと何時間しか眠れない、と何度も何度も考えながら起きている夜がよくある。 週に2回も3回も。頻繁に。 見てもいない深夜のNHKのニュースを流して、興味もない人のSNSの投稿や最新の音楽ランキングを眺める。 そうすると、しっかり夕飯を食べたはずのお腹が空いてくる。目的もなく、すでに後悔しながら過ごす深夜は長すぎるから。 最近、夜の空腹を鎮めるために作るのがお粥だ。 流

          夜のお粥

          靴紐を結ぶ間も

          高校生のころ、よく靴紐が解けているのを見て見ぬ振りして無視してた。それよりもやらなきゃいけないこともやりたいこともたくさんあったから。 朝起きてから夜やむなくベッドに入るまで、わたしには溢れるほどにやることが詰まっていた。 何かにとりかかれば、その最中次に何をするかしか考えていなかった。 いつも焦っていたのは、部活があったからかもしれない。 田舎の吹奏楽部。受験勉強ができないと泣いてしまいながら3年生の秋まで続けた。定期考査の勉強ができないと文句を言いながら毎週土日の練習

          靴紐を結ぶ間も

          去年の夏の私へ、なんとかなります。

          2019年の夏は人生最大の挫折にまみれていた。 とにかく仕事がうまくいかない。うまくいかないというよりも、自分が何をすべきか何ができるのか全くわからなかった。 いつも的外れなことをしている気がして、みんながわたしの不出来を責めている気がして、だんだんと自分の席に座っていることができなくなった。 パソコンの画面を見られて、何をしているのか知られるのが怖くて会議室に逃げ込みこもっていた。 わたし自身が悩みの原因や解決のために求めることをうまく言葉にできないせいで、優しい上司

          去年の夏の私へ、なんとかなります。

          それでもそれでも

          昨日、会社をずる休みしてしまった。 正直言うとずる休みは初めてじゃない。というよりよくする方。 もう反応を恐れず言ってしまうと、年に2.3回のずる休みで仮病を疑われないために日々の業務を真面目に過ごしてる。 昨日は前日から眠れず、一睡もせずに5時を迎えてしまった。 そこでポロポロとその日までに終わらせなければいけなかったことを思い出して、「よし今日は会社には行けませんよわたし」、と誰に言うでもなく宣言した。 休むべくメールを何通か送って、パソコンを閉じると久々にテレビを

          それでもそれでも