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もう大丈夫!って確定することはないから、子育ては尊い。

今月、出産しました。

無痛分娩の予定が、子宮口全開まで麻酔なしで進み陣痛のつらさと麻酔の偉大さを実感…!

入院中は、昼間と夜間にそれぞれついてくれる担当の看護師さん、助産師さんがどんな不安にも寄り添い、解決法を示してくれました。
今でも命懸けのお産、そこに携わるプロフェッショナルな人たちが産前産後そばにいてくれて、本当に有り難かったです。

退院し、それまで画面越しでしか会えなかった夫も赤ちゃんとようやく対面。(コロナ禍なので、立ち会いも面会も禁止)
いよいよ3人での生活が始まり、大変だとは聞いていましたが、想像以上に大変で…
とにかく寝不足で、体はばきばき心もへろへろ。
でも、赤ちゃんの目まぐるしく変わる表情や思いがけない反応など、「面白いな〜」というちょっとした出来事や、赤ちゃんが眠っているときに夫と「かわいいねえ」と言い合っている時間だけで報われるというか、幸せです。

思えば、妊娠したかも?と気づいた日から長かったようであっという間でした。
妊娠検査薬で確認したときも、クリニックで胎嚢が確認できたときも、心拍を確認したときも、「次の検診でどうだろうか…大丈夫だろうか」と大きな喜びだからこそ常にそれを上回る不安があって、ぬか喜びにならないように気持ちに予防線をはっていました。

でも、ある日、子育てはきっとこういう感覚の連続なんだろうなぁと思いました。
出産するまで不安だろうし、生まれたら病気や障害のことが不安だろうし、歩けるようになったら怪我をしないか不安だろうし、保育園や小学校に入ったらいじめられないか不安だろうし。
もう大丈夫って確定することはない。ある種の覚悟というか、不安もひっくるめて信じる気持ちが大事なんだな、と。
すごくうれしい!という気持ちを抑えなくなった心境の変化を表すように、それから数日は朝起きたときの寝相が、両手を上げた「バンザーイ!」でした。

実際に生まれてみれば、漠然とした不安を感じる暇もなく、目の前の赤ちゃんに必死に向き合っているうちに1日が終わります。

子と一緒に親も成長していく日々。
たくさん写真も撮って味わっていこうと思います。

#赤ちゃん #赤ちゃんのいる生活  #子育て

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