見出し画像

子の3大困った行動が気づかせてくれること

秋になったら2歳になる子はやんちゃ盛り。
今、子の行動で「3大困った」がある。

一つ目は、食卓でコップの水やお味噌汁をぶちまけて手でバシャバシャと遊ぶこと。床でやることもある。注意をして片付けた10秒後に再度やることも…。

二つ目は、コンロのボタンを押して火を消したり火力を最大化したりすること。

三つ目は、キッチンの収納スペースを開けてカトラリーや調理器具を取り出してひと舐めしたり床に置いたりすること。

今夜も料理をしていたら、子が何度も火を消したり火力を最大化したりするので注意。続いて、カトラリーを次々に取り出す儀式も始まったので注意。
それでも止まらないので、キッチン前のベビーゲートを閉めて来られないようにしたら大泣き…
キッチンに入るならコンロの火を消したりカトラリーを取り出してはいけない、と約束をしてゲートを開けました。

子はしばらく大人しくしていましたが、おもむろに収納スペースを開け始めて…
「やるのか?」と内心どきどき。
料理を続けながら横目で見ていると、子が昨日、調味料ケースの間に突っ込んでいたスプーンやレンゲを自らカトラリーケースに戻してくれたのでした…!
コンロのボタンも、何度も触りはするものの一度も押さず、頑張って我慢しているのが伝わってきました。

以前よりコミュニケーションが取れるようになってきた分、「どうして理解してくれないんだろう?」「本当はできるのに、どうしてやらないんだろう?」とイライラすることが増えていたけれど、子はまだ1歳児なんだった。
通じ合えていると思うほど、理解できないことを相手がしたときに「なんで?」という戸惑いが大きくなるけれど、時々そういう瞬間が必要なのかも。あ、私たち別の人間だもんね、と当たり前のことに気づかせてくれる。

「コンロのボタンを押す」とか「カトラリーで遊ぶ」とかは、大人にとっては何が面白いのか全く分からないことだけれど、きっと子にとってはものすごく興味をそそることなんだろう。
それを我慢するのはかなり大変なはず。
私で言えば、毎日欠かさず食べる大好きな甘い物を目の前にしながら我慢することと同じくらいしんどいことなのかもしれない。(私にはできない…)
できることならばただ禁止するのではなく、やりたい!という意欲を違う方法で満たしてあげたいけれどまだ代替案は思いつかず…。

子の葛藤する姿を見て、その行動や気持ちを自分の感覚で捉え過ぎていたことを反省。
子には子の欲望があって、毎日いろんな我慢や挑戦、成長をしている。
それを尊重して、もう少し穏やかに見守ることができるように私も成長したい。
そのためには心の余裕も大事なので、ひとまず今日も甘い物を食べちゃおう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?