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水晶婚式

10月14日は夫婦の記念日であり、今年は結婚15周年となります。水晶婚と呼ばれるらしく、節目な感じがしますね。10年目の時はシンガポールに家族帯同で留学中で、家族でホームパーティを企画して友人達に祝っていただきました。
当時、ホワイトボードシートを購入して部屋の壁に貼り、家族から式次第のアイデアを吸い上げては段取りを形にしていっており、ファシリテーターとしての初陣を飾ったイベントでもあります。あぁ懐かしい。

さて、5年経てば子供もその分大きくなり、休日の時間の過ごし方も様変わりした現在ですが、家族で繁華街に繰り出してお祝いのディナーに行きました。

クスッと笑えるエピソードがあったので忘れないようにメモします。

【長男、乾杯前のスピーチを行う】
今や9歳になった長男が中3の長女を制してお祝いのスピーチをしてくれました。妻も私もこの展開は予想していなかったので目を見合わせて驚いてしまいました。ちょっとチョけた感じの挨拶でしたが、あぁ大人になっているなと。

【長男、次男、白おにぎりにかじりつく】
妻の好みで地場のお魚の美味しいお店に行きましたが、肉食の男の子二人は少し不満そう。初手から白おにぎりを頼み、かじりつきました。御通しの次にどの料理よりも先におにぎりが提供されたので、そこにかじりつく姿がシュールでした。

【長女、薄造りに唸る】
地場のアオナ(アオハタ)、カマスの造りが盛り合わせのお皿で登場し、その新鮮さと食感に長女が唸っていました。彼女はもう大人です。

【とびっこ孵化作戦】
炊き込みご飯にもみ海苔ととびっこが付いてきました。とびっこはイクラのもっと小さいバージョンで、つぶつぶしています。食感が美味しい。これはトビウオのたまごであると知らされた長男は、孵化させたいと言い出します。
「どうやって孵化させるの?」
と聞くと、
「口の中で!」
と即答。
おぃオィ口の中って・・・(笑)回答が想像の斜め上でオモローです。

【男子ーず、腹ダンスを始める】
たまたま偶然、ゆったりとした広さのある個室を用意していただいたので、場に慣れてきた次男が、もうお腹いっぱいの意思を伝えるために、服を捲り上げてお腹のポンポン具合を見せてきました。すると、楽しくなったのか、ワルイ顔に。長男が便乗して、お腹のポンポン具合の競い合い。チョけるのが好きですね〜。家の中のノリで動き回られると他のお客さんの大迷惑になるのですぐにお店は出ました^^;

【サビあてクイズ始まる】
繁華街から車に戻る道中で、クイズ大会が始まりました。設問者がある曲名のタイトルを読み上げ、それを聞いた回答者がその曲のサビを答えるというもの。設問者は1問1問で交代。最初はJ-POPが中心だったので、クイズ発案者の想定通りに進行。しかし、途中から妻が変化球を混ぜ始めます。
「ん〜、じゃあ”こいのぼり”!!」
ん?鯉のぼり?思いつくフレーズはあるものの、サビといえるかは不明。すぐには回答できない私を尻目に、果敢に歌い出す子供達、しかし、彼らの歌詞の記憶は不正確!お父さん鯉のぼりの次になんとお母さん鯉のぼりが登場!予期せぬ展開に!!!
その他、他の民謡や”君が代”もサビがわからずGoogleさんに音声で問い合わせるも、「サビはありません」と機械音声で一蹴されて、ケラケラ笑う子供達でした。

踊り歌と言葉遊びと。
とても賑やかな水晶婚式でした。

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