【「壁打ち」はする方にもされる方にも良いことがある?】
週末の出来事。
朝目覚めると所縁のあるベンチャーキャピタルさんから、私自身の経験がフルに活かせそうな共同創業案件のオファーが。LinkedInでの投稿がきっかけとのこと。
今の本職では未来の会社の核となる事業創出を目指している為、その全力疾走に脇目をふる余力は正直ないなと。が、頂いた案件の目指す世界が「低炭素社会の実現」ということで共感する部分が多く、何か力になれればという意識で早速本日1時間の打ち合わせをセッティング頂きました。
先方は知財権を持つ技術者をCTOとして置き、それを支える事業開発推進者、兼共同創業者(CEO)としての参画を求めるということで、生半可な気持ちで「話を聞きます」というわけにもいかず、該当テーマのリサーチと、メールベースで共有いただいたビジネスプランに関する質問の整理を1時間ほど実施した上で打ち合わせに臨ませていただきました。
最初は先方に何か貢献したいという気持ちで望んだ打ち合わせでしたが、結果として、私の本業にもつながる時間を過ごせたのだとわかりました。
事業の将来性や魅力を他人にどう伝えるのか。投資(この場合は、自身のお金や時間)する側に立って真剣に考えることにより、より明確になったような気がします。
ビジネスモデルの筋の良さ、最初の顧客の有無、市場の大きさ、現状の技術レベル、開発しなければならない技術の難易度、時間軸、競合他社の動向・・・etc
今回は質問する立場でしたが、もう近い将来、自分が問われる内容そのものであると。
質疑の中でより詳細な情報を頂きながら、自分なら〇〇なスキームで事業性の確度を高めていく・・・などと考えを伝えるごとに、自分の中で何か体系的なものが再整理されていく感じさえしました。
こんな気持ちになるのは朝の段階では想像できていなかったので、余韻が残るうちに書き記しておくことにします。
このような時間を休日に持つことを許してくれた家族には感謝の心を最後に添えて。
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