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ドイツ 空港での優しさに感動  

ドイツに暮らされている方や頻繁に旅行される方は、おそらくドイツの空港でのパスポートコントロールがどのように行われるか慣れてらっしゃるでしょう。
普通は無表情でのチェックか、質問されるか、担当者の機嫌がいいと少し微笑んでくれるかもしれません。

ところが、先日シュトゥットガルト空港でモンテネグロに旅行の際、若い担当者がパスポートにある私の古いタンザニアのビザを見て、「タンザニアどうでしたか?サファリに行ったのですか?」とフレンドリーに質問してきたのです。最後には「楽しい旅行を!」と思い切りの笑顔で言ってくれたので、私は嬉しくもあり、驚きました。

20年近くドイツに住んでいますが、時代が変わったと感じました。

さらに、最近日本から帰国した際、フランクフルト空港での出来事です。ドイツには日本のように便利な空港宅配サービスがないので、重いスーツケースを自分で家まで持って帰らなければなりません。特に電車を使う場合は大変です。

長旅と重い荷物で腰が痛くなっていました。手荷物もスーツケースに詰めて25kgくらいになっていたでしょうか。
空港内でドイツ鉄道の駅に向かっている途中、30メートルほどの長いエスカレーターが故障していたのです!!
そこにはエレベーターもなく、私はただただ呆然と立ち尽くしていました。周りは荷物を抱えた急ぎ足の人ばかり。まるで映画の一場面のようでした。



すると、若い女性が私のスーツケースの取っ手を取りました。私が「このスーツケースは重すぎて。」と言うと、彼女は優しく私の目を見て、「じゃあ一緒に運びましょう。」と言って取っ手を二人で取ろうとしました。

その瞬間、若い男性がその取っ手を取り、「本当に重いね。」とニコニコ言いながら、何段もの高い階段を上り、スーツケースを運んでくれたのです。

私の「どうしよう。困った。」波動が出てたのでしょうね。
私が助けを求める前に、二人は手助けをしてくれました。その優しさに感動し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ドイツがまた好きになった出来事でした。
最後までお読みくださり、どうもありがとうございました🙏✨




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