見出し画像

今週のiOSアップデート観察

普段利用しているiOSアプリから機能追加・改修に関するアップデートを確認して、機能を使ってみた感想や簡単な考察を書いています。

とくにデザインを気にして確認しました。

今週はユーザーへのおすすめ機能が強化されたコミックDAYSのアップデートを観察しました。

コミックDAYS

ビューワー最後とマイページにおすすめの漫画が紹介されるようになりました。

おすすめはユーザーの閲覧履歴から提案されるようですが、ぼくのようにコミックDAYS歴が浅く、閲覧履歴が少ないユーザーには最初おすすめがでてきませんでした。

無理におすすめを出さずに、十分なデータが揃うまではおすすめ機能の存在だけ知らせるのはいい方法かもしれません。ユーザーからするとピンとこないおすすめを提案されてもそれは広告と一緒で、一度広告と認識すると無意識的にそのエリアを見なくなってしまいそうです。


おすすめやランキング機能


おすすめやランキング機能はカテゴリー問わず様々なサービスで見かけます。とくに漫画や動画系サービスでは読む作品の数がサービスの利用頻度や売り上げに直結するので、それぞれ試行錯誤を繰り返しながら改善されているようです。

最近ではNetflixが「今日の総合TOP 10」というランキングの改善を数週間にわたっておこなっていて、動画一覧ページでの見せ方や、TOP 10入りした動画のサムネイルにラベルをつけるなど工夫を重ねています。

また同じ漫画サービスでもサービス内容やアプリ内の情報構造によっておすすめの見せ方が違っています。ゼブラックのようにライブラリータイプの漫画アプリではトップページにおすすめやランキング、カテゴリーが集約されています。

コミックDAYSのように曜日別連載がメインのアプリではトップページが連載作品の掲載になるので、おすすめなど「ユーザーにつぎの作品を知ってもらう機会」は漫画を読み終わったあとや、画面の遷移に合わせて提案する形をとっています。

今回追加されたビューワー最後のおすすめもそうですし、アプリを開いた直後や漫画を読み終わったあと「本日の連載」一覧に戻ったときの作品紹介も、ユーザーの行動に合わせた提案になっています。

僕を含めて「もっと漫画が読みたい、でも探し方がわからない!読みたい作品に出会えないからサービス使うのやめていく... 」という人は多いと思います。

おすすめは出し方次第で一方的な広告と思われてしまうので見せ方には注意が必要ですが、ユーザーがつぎの漫画作品と出会うには欠かせない機能です。

コミックDAYSのおすすめ機能には精度を期待しつつ、とりあえずぼくは昨日おすすめされてハマった「寄生獣リバーシ」を読むことにします。

おわりに

今週は他にもGoogle製アプリのiOS14のウィジェット対応や、Timetreeの検索機能改修、Stravaのプロフィール外観変更など色々ありました。

アプリのアップデートの内容を確認するにあたってリリースノートもたくさん読んだのですが、各サービス色があって面白かったです。

とくにTimetreeは明るい安村風のコメントがユニークでした(笑)

アプリのアップデート観察、来週も書けたらいいな。

いいなと思ったら応援しよう!