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【国際カップル】台湾人彼氏交際1年目〜結局話し合って、違いを受けとめることが大事

 台湾人彼氏と1周年を迎えましたが、思い返せばケンカも涙も多かったです。特に最初。振り返って思うのは、相性や2人の性格のせいではなく、「国際カップル」だからだなと思うことばかり。

外国人と付き合うということ

 私は台湾に来てから初めて外国人(台湾人)とお付き合いをしました。これまでも交際経験はあったのですが、根本的な文化、考え方の違う外国人と付き合うからこそ出会う壁もいくつもありました。

 個人的に合わない、ではなく、文化の違いが背景にあるけどそれに気づかず仲違い、ということはよくあると思います。なので、私が気づいた台湾と日本の違いをシェアしていきたいと思います。
 同じ台日カップル、国際カップルの方の参考になれば幸いです。

大まかに時系列

1ヶ月目
・まだまだ気を遣ったり、理解しきれてない部分があり接し方を手探り。気を遣ってるのもあり、口喧嘩などは🙅‍♀️。まだぎこちない。

・「晚安」「早安」は必ず言って(LINEして)など最初は「別にいいけど…🤔(心からは納得してない)」というのが多々ある

3ヶ月目
・少しずつ慣れてきた。それゆえ、些細なことで口喧嘩(私たちの場合は相手を傷つける、怒るというより自分が悲しくなってしまう、という感じ)、話し合いが多くなる。

でも拙い中国語でも考えはちゃんと伝える。聞いてくれる。

6ヶ月目
・彼のLINEがそっけない(LINEスタンプ持ってない)
→彼の好きなキャラ(ㄇㄚˊ幾)のスタンプをプレゼント。使ってもらう。

・少しムッとすることはあるけど、対処法/考え方が分かってくる。前は何でも重大に受け止めてた(恐らく不安だった)が、客観的に落ち着いて見れるようになった

9ヶ月目
・口喧嘩😢(長文LINE)をしなくなってきた
伝え方を覚えてきた。怒り、悲しみを感じたピークでなく少し自分で冷やしてから、感情的にならないように伝えられるようになってきた。
少しおちゃらけた感じで「有可能你以為~」など相手を配慮。

・相手の考え、性格をかなり把握してきた

12ヶ月目
・かなり安定

・日本旅行をし私の実家に2週間ほど泊まる。家族、祖母にも会う。この後よく「何かあったら🌊の親御さんに顔向けできないから、〇〇(危ないこと)しないで😢」と責任感?が生まれる

1年経った今も、最初の頃よりどんどん相手への好きを更新し続けてます。そして素は出しているけど、互いにどんどん優しく、相手を自然に気遣えるようになっている。

恋人文化の違い

友人と会う時に恋人を連れて行く

 台湾の人は共通でない友人、(彼の高校、大学時代の友人など)と会う時も恋人を連れて行きがちです。正直自分は共通の話題がない&昔話わからないので気まずい、自分だけ初対面で他はみんな仲が良い話しづらい...と感じてしまいました。

 逆に私が(同性の)友人に会う時も付いてきたがります(最初の頃)。私も慣れてきたので、友人が中国語を話せれば別に付いてきても良いかな、と思いますが中国語が話せない場合は通訳が大変なので今は断っています。

ぜっったいに送り迎えをする:頼られると嬉しい

 友達とご飯に行く(彼氏は一緒に食べない)、仕事に行く(彼氏と同じ仕事じゃない)時でも送り迎えをしようとします。

 こちらからしたら、彼氏は用事ないので、時間を使わせてしまい申し訳ない。なので「大丈夫大丈夫!1人で行くよ!」と言うと、逆に「何で😓?」と不機嫌になります笑。断り続けると悲しむし、私は来てもらえれば電車に乗らなくて済むので、今は断りません笑

プレゼントはそこまで重要視しない?

 クリスマスなどイベントごとの時は、もちろんプレゼントをあげたりしますが、それより一緒に過ごす、一緒に食事する、ということに重点を置いてる気がします。

 私がクリスマスのプレゼントに悩んだ時、台湾x台湾カップルに聞いたら「私たちはそんなにプレゼントしない。しても誕生日くらい」と言われました。なので、プレゼントを重視されなくても「そういう文化だから」と気にしないことにしました。

 逆に普段はちょっとしたお菓子、飲み物などを恋人に買ってあげる、というのはあるあるだと思います。

意外と多い:隠れた「考え方」の違い

可以と不可以

 私は「可以」と言われたらはじめてやっていいと考えるけど、彼は「不可以」と言われてはじめてやらない、ということに気づきました。例えば食事中私は「可以」と言われてはじめて彼のものをもらうけど、彼は「不可以」と言わなければ私のものを食べる、といった感じです。

 この違いを発見してからは彼も毎回「可不可以」と先に聞いてくるようになりました。

 台湾ではたまに冷蔵庫に入れていた「自分の」食べ物を勝手に食べられる→「冷蔵庫のものは自分のものでしょ?」という反応をされると聞くので、考えを確認してもいいかもしれません😂ちなみに私の実家は個人のゾーンがあり、そこのものは他の人は食べちゃダメ、というルールがあります😂

スケジュール感

 私の彼氏に限らず、台湾の人は急に思い立って「じゃあ◯◯行こう!」、急に電話をかけてきて「今から◯◯行かない?」とか突発的行動が多い傾向がします。私は(毎日学校で会うわけじゃないような)友達とごはんなどに行くときは大体1-2週間前から約束します。上記のような「今日○○しない?」だと、やらなきゃいけないタスクが終わってない、スケジュールが変わるし、精神的に疲れてしまいました。

 今は慣れてきましたが、彼氏の友達が急に「今日~」と誘ってきたときは、一応聞かれますが90%くらい行きません笑

家族観

 これはよく話題になりますね。やはり家族、親戚感の繋がりは日本よりかなり強いと思います。私も20歳以上の息子が母親を抱きしめてる、または逆パターンを見たことあります。幸い私の彼はそういうタイプではなかったですが、台湾人と交際するなら実家や相手家族と食事に行くなどして事前にチェックした方がいいと思います。

コミュニケーション方法

気になることを伝えた時に相手もムッとしてしまいケンカになる…というのがあるある。そこでケンカにならないように、でも伝えたいことは伝える、という私なりの工夫をシェアしていきます〜

すぐは言わない

 気になることを見つけた時、その場ですぐには言わないようにしています。その場で言うと、自分が気になってる核心が自分でもまだ曖昧、その場の感情で言葉が強くなる&適切な言葉で言えない。なので一旦自分の中で置いておきます。

紙に書く

 気になってるところは何なのか、どうして欲しいのか、紙に書いて可視化します。
 また中国語で何と伝えるか、も大体考えておきます。単純に単語を知らなかったりするので適切な言葉を調べたり、語気ニュアンスにも注意して考えます。あちらは母語なのでストレートに心に刺さるし、こちらはあまりニュアンスを理解できてない場合があるので「言葉は上手く選べてないかもしれないけど、傷つける意図はないんだよ。」という姿勢を大事にしています。

コンディションを見て伝える

 再度気になることをした時に伝えます。でも相手がすごい疲れてる時落ち込んでる時などは避けます。そういう時は誰が何を言っても落ち込んでしまうので、相手にそれなりに余力ある時を見極めます😎

可愛くおちゃらけて

 私だけでなく彼氏もですが、「可愛くおちゃらけて」伝えてます。「傷つけたいわけじゃないけど、相互理解のために話しておきたいんだ」「落ち込みすぎないで」というニュアンスですね。

真心話

 彼氏といえど他人ということで、最初は遠慮したり、「傷つかないように…」と間接的に伝えたり。でも文化、言語の差があり「直接言わないと本心を誤解してしまう→喧嘩」となるので、伝え方などには考慮しつつ常に「真心話」を話しています。「小さなことだしこれくらい大丈夫…」と我慢してると溜まって爆発、は私あるあるでした。

彼氏:話し終わるのを待ってくれる

 私たちの基本言語は中国語です。なので母語出ない私は言いたいことがすぐ言えなかったりします。それでも彼はずっと待って、私の言葉を全て聞いて理解しようとしてくれます。

理解しあえたら大丈夫

 文化や考え方の違いで衝突もたくさんありました。でもその1つ1つの衝突の原因は何なのか、どう対処すれば2人とも我慢せず楽しくいれるのか、と考えることが大事だと気づきました。これからも色々な人生イベントのたびに大なり小なり自分たちの「違い」を自覚することになると思いますが、解決方法が分かっていれば乗り越えられるかと思います。

 今回は国際カップルのマイナス面も取り上げましたが、正直「外国人だから」相手に対して寛容になれるというのもありました。「違う」「できない」ことが逆に当たり前だからこそ受け止められることも多々あります。また、「自分も外国人だから」無理をしなくていい、と思えることもたくさんあります。

 これからもTwitterで台湾人彼氏のことをシェアしていくので、どうぞよろしくお願いします!

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ありがとうございます😊カフェラテ飲みながら頑張ります☕️