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幼稚園の面接で泣いてしまった話…

子育てって他のおうちと比べてるようで
案外比べられないですよね…?

ちょっと遊ぶときに、
ふいに比べるくらいしかないから、
それは、ほんの一部分で断片的。
継続的に見る機会はほとんどないですよね。

すごく密にそういう関係があれば、
そうではないかもしれないけど、
現代の核家族子育てはそんなものかなと。

だから、自分が感じる困り感も
きっとみんなもあると思うようにして
もっと自分が頑張らなきゃ!
お母さんが悩んでてどうする!!
そう奮い立たせるような気持ちで
いたのだと思います。
ほとんど無意識に。


だってだって可愛い我が子だから…
本当に本当に愛しいから…


そんなある日、
幼稚園に入る面接がありました。
(今から7年前かぁ…)


幼稚園の先生の質問に答えながら、
我が子のこれまでや現状を説明しました。

母子分離が全然できてなくて、
正直幼稚園に行ける気がしていないこと、
それでもいいと腹を括ってはいること。
でもリラックスしてるときは
こんなことを楽しんでいて、
幼稚園でも楽しい経験ができるなら
それはできたらいいなと思っていること。

排泄や食事などの日常のこと、性格や
親の仕事なんかも話したかな。


もし幼稚園に入るなら、
きっと細かいことも伝えておいたほうが
先生たちも関わりやすいだろう、と
でもただ淡々と。

普段、詳しく説明することがなかったので、
話しながら自分は息子のことを
こう思ってるのか…とちょっと驚きながら、
でも出てくる出てくる…
自分の話なんかより出てきますよね!笑

あ、長くなっちゃったな…
支離滅裂になっちゃったかもな…

そう思いながら、
ひとしきり話し終えたときでした。



「それは大変でしたね…
 今までよく頑張りましたね…」

冒頭に、そう言われて、
急激に涙があふれてきました。。

なんていうか、完全に予想外!!
〝そんなのみんなありますよ〜
 園ではみんな大丈夫ですよ〜〟

そんなふうに半分以上流されるように
言われることも覚悟していたので…


うちが特別大変だとか
そういう意味ではなかったとも思います。
きっと世のお母さんは、
子育てに確たる自信をもてる機会も少なく、
それぞれの困り感を
少なからず抱えていることが多いだろうし…

どんな子育てにも大変な部分はあるから…

でも、
やっぱりわりと大変だったのかも…
たくさんの子どもを見てきた先生が
そう思う部分もあったんだ…


そう思うと、
すごーくわかってもらえた感じ。
これまでを全肯定してもらえた感じ。
そういうところから、
今まですごく大変だったよ…
そんな気持ちが一気にわいてきて、
涙があふれてきました。


その昔、生後1ヶ月の保健師訪問で
なかなか寝れないことを相談したときに、
寝かしつけの方法をいくつか
きっと教えてもらえると
期待していた私でしたが…

あぁ、育てにくい子なんですね。
答えはそれだけで…

頭が真っ白になって、
どういうことなのか確認もできないまま、
なにかを悟ったのを覚えています。


だから、
困ることはあって当然なんだと
しかも他人からは見えないところで…
大変なのも仕方ないのだ。
だって、この子の親なんだから。

そう思いつづけて、
今思うとギリギリだったと思います。

心理セラピストの勉強もしてないとき、
わきあがるイライラを出さないように
トイレにこもって
一人鎮めようとしていた頃でした。


先生のあの言葉のおかげで、
この子を他の方にもお願いしよう…
きっとそのほうが息子にも私にもいい…
そう思えたような気がします。

まーそのあとも
通えるようになるには
なかなか大変だったんですが(^◇^;)、
それも含めて
いつも待っててくださいました。

すぐに慣れなくても大丈夫、
あなたのタイミングで大丈夫、
こちらはいつでも待ってるよ、
そんなオーラをいつも出してくださいました。

これって…
めっちゃすごいことですよね😭

あれから、
ずいぶん成長した息子を見て
こどもの日を前に
感慨深く思い出しました。



これからもずっと
鯉のぼりのように、
のびのびと泳いでほしい。
本当にそう思います🎏


読んでくださって
ありがとうございました^^

いい意味で過去から解放されて、誰もがそれぞれの夢にむかえる世界になることができたらと思っています。 そのきっかけやお手伝いができたら嬉しいです。