#8 口蓋裂手術@昭和大学病院(2017年10月ごろ。1歳5ヶ月ごろ)

シンガポールでの口唇裂の手術は術後1日か2日で退院したが、日本の口蓋裂の手術では1週間ほど入院した。
入院日、手術日、退院日は有給休暇で休みを取り、あとは半休で午前中出社して午後から病院に行くとか、15時ごろまで仕事して夕方病院に寄ってから帰るとかしていた。積立年休は連続して5日間でないと利用できない制度だった。

この時期は私の母が応援で東京に来てくれていて、上の子2人は小学1年と年少さん。母に保育園のお迎えを頼んで乗り切っていた。

この時も、口唇裂の手術と同じように、一人でベッドに乗せられて手術室に向かっていった。がんばれ!と思うしかなかった。
手術室から戻ってきたら、口の中が痛いのがわかるのか、めちゃくちゃ泣いていた。大丈夫よーとしか言えない。本人からしたら大丈夫ではないのだろう。
患部を触らないようにするため、腕を曲げられないようにする抑制筒を準備してくださいと言われていたので、準備していた。あれをつけると本当に腕が曲げられない。そのあと入院期間中はつけていた。通いで様子を見に行っていたが、病棟に行くと、ナースセンターにベビーカーで座っていることが多かった。部屋で一人にされるのが嫌みたいですね、と看護師さんは言っていた。


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