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【自転車旅】シンガポールのRail Corridor

マレー鉄道はシンガポールの中心部まで走っていたのだけど、2011年ごろに最終駅がwoodlandsになったので、Tanjong Pagarにある駅とBukit Timah駅は廃止、シンガポール国内の線路は廃線になった。

私が廃線跡に興味があるのは、実家のすぐ近くに廃線跡を利用したサイクリングロードがあったからだと思う。加越能線という私鉄が走っていたらしい跡地がサイクリングロードになっていて、小矢部から庄川まで自転車で行けた。母と兄弟と自転車で庄川まで行ったこともある。がんばって漕げば地図を見なくても目的地に到達するというなんか変な達成感。
ちなみに小中の登下校の道でもあった。

前回シンガポールにいた時も、マレー鉄道の廃線跡には興味があって、当時5歳なりたての鉄オタ男子、2歳なるかならんか女子を連れて、鉄橋跡を見がてら散歩しに行った。当然2歳女子が歩くわけがなく、途中からおんぶして汗だくでジャングルの中の砂利道を歩いた記憶しかない。当時はまだ小径として整備されていなくて、本当にまんまの廃線跡だった。

2015年ごろ

そのあと、Rail Corridorとして整備されたらしく、きれいに舗装されているらしいと知って、今回シンガポールに来てリベンジしたいと思っていた。https://railcorridor.nparks.gov.sg/

Tanjong Pagar駅はシンガポール50周年記念の年(2015年)のNational Dayに駅構内が解放されて行ったことがあるが、今は保存のため工事中。Tanjong Pagar Railway Station to undergo restoration, completion expected by 2026 | The Straits Times

==シンガポールの自転車事情====================
前回シンガポールにいた時(2013年~2016年)は、シンガポールで自転車というと、シティ周辺の道路をロードバイクで滑走している欧米の人か、HDBの下で鉄製の重たい自転車にまたがってその辺をうろうろしているおじいちゃんかのどちらかで、一般の人が一般道で乗るものではないという印象があった。ウエストコーストパークか、イーストコーストパークでレンタルして公園内を走るもの、という感じがあった。

今は、ここにもサステナビリティありという感じで、バス停ごとにシェアサイクルの自転車が置いてあるし、自転車に乗っている一般の人が増えたと思う。東京だとドコモの赤い自転車が置いてあるが、シンガポールでは青いHellorideか黄緑のanywheel。どちらもスマホにアプリを入れて利用する。anywheelだと30分レンタルで1ドル。
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ウエストコーストパークに子どもと遊びに行った時に練習がてらanywheelを使ってみて、自分で行けるとなったので、ひとりでRail Corridorに挑戦。

自転車旅 Rail Corridor 1回目

道路の高架下を通ったり、ジャングルの中を通ったり、でかい爬虫類が茂みに入っていくのを見たり、めっちゃ大きい家々があったり、裏通りを見ているという感じで自転車で進んでいく。散歩したり、走ったり、自転車に乗っている人もいた。Googleマップ上では8.6km、29分と書いてあるけど、多分1時間半くらい乗っていたと思う。途中、Bukit Timah駅を通過後は舗装されていない道が続き、かなりスピードが落ちた。
その後、シンガポール最高峰Bukit Timah山頂(標高163m)の鉄塔も見えたりして、そこも行ってみたいなと思いつつ、2つ目の鉄橋を渡ってこの後も舗装されていないと思うとしんどくなり、バス停と自転車を止める場所を見つけたのでその日の自転車旅は終了とした。
Googleマップで帰り方を調べてバスで帰宅。Googleマップありがとう。
今度はTanjong Pagar方面に走ろうかな。


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