見出し画像

補助金は欲しいけれど。。。

中小企業の補助金申請の支援をしています。最近は「補助金」の存在も知れ渡ってきて「当社にどんな補助金が使えるか知りたい」というご相談をよく受けます。ご相談の大半は「売上を伸ばしたい」です。次に多いのが「人材不足で困っている」。そして1割くらいが「補助金」にかかわるご相談です。補助金は融資と違って返済する必要がありません。審査や手続きが大変ですがそこを突破すれば百万単位のお金が入るので事業をするには随分と助かります。

ここで気をつけたいことがあります。やりたい事業があり、その経費が不足するので補助金を利用するという流れが普通ですが逆に考えられる方がたまにいらっしゃいます。何か補助金を欲しいのだけどどんな事業をやればいいだろうかという思考をする方です。

補助金が先で後から事業がついてくるのは思考が逆なのです。この思考をすると補助金を得られてもうまくいく可能性は低いでしょう。後付けの理由の事業には信念も覚悟もないからです。整合性が取れなくなる可能性も出てきます。

同じように申請を支援する専門家の側にも信念が必要だと思います。単に成功報酬が得られればそれで良しとせず、まず、有効に生かされる補助金申請なのかを見定めるべきでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?