読書記録『不可逆怪異をあなたと 床辻奇譚』

不可逆怪異をあなたと 床辻奇譚 (電撃文庫)

不可逆怪異をあなたと 床辻奇譚 / 古宮九時

この作品との出会い

前回の読書記録で甲田学人先生の『ほうかごがかり』について書いたのですが、それと同時発売が『不可逆怪異をあなたと』の2巻でした。
二色こぺ先生が好きだったのと、オカルトアクションの売り文句に惹かれて1巻から購入しました。

感想

オカルトアクション×ボーイミーツガールでした。
重厚な世界観と恋愛メインにならない程度の恋愛要素が好きな私に無事刺さりました。

特に世界観が凄くて、この小説に出てくる禁忌や怪異などは全てオリジナルというクリエイティビティ。既存のものがベースにない（と思う）ので、重厚感が出にくいかと思いきや、そんなことはありませんでした。終盤に行くにつれて侵食も大きくなってドキドキ感を味わえました。

私が好きなのは【5人揃ったときに～】の禁忌。 吉野様好きです。

あと眼鏡美人の紗那さんと眼鏡イケメンの陣内くん。ああ＾～こぺ先生の眼鏡最高すぎんか？
というか表紙から挿絵まで美しすぎました。挿絵まで綺麗というのはあんまり無い気がするのですが、作品の内容に合ったもので満足です。私は、読んでて途切れちゃうのでラノベでも挿絵は無くて良いよ派なのですが、この作品はあって良かったです。眼福。最後に挿絵ページ全部見返しました。良すぎる。

最後に

1巻が切りよく終わったので、2巻がどうなるか楽しみです。
購入済みなので時間を見つけて読みたいと思います。