日記(2022.9.8)

ここのところ、ずっと何かに就いて心配している。不安が、夏の蒸し暑さのように、べっとりとまとわりついて離れない。

「もう同じことはしない」
そう思っても、思ってみるだけで、何度も何度も繰り返す。
呑気なもので、少し前まで昔のことを思い出しては「少しは変われたかな」などと思っていた。

何も変わっていなかった。
そして恐らくこれからもあまり変わらないと思う。

ほんの少しでも変われないかしら。
それぐらいの気持ちで少しずつ、なんとかやっていきたいと思う。

…こんなことを度々思っては文頭のような気持ちになり、また思い直しては…とずっと繰り返している。
いつまで続くのだろうか…そう思うと本当に気が遠くなる。

…仄暗い未来は、足音も立てずに、やって来る。
ほくそ笑みつつ、一歩一歩、少しずつ懐手してやって来る。
薄灰色の大きな不安と、二人羽織してやって来る…

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