子ども3人を母乳で育てた私が思う、母乳育児のコツ

子ども3人を母乳で育てた私が、振り返ってみました。コツは4つです。

母乳育児のコツ①
【母乳育児を勧める産院を選ぶ】
 母乳で育てるには、どこで産むかが結構大事になってくると思います。私が上の子二人を出産した病院は母乳育児に力を入れていて9割以上が完母(母乳のみ粉ミルクなし)という産院でした。
 この病院では、出産直後にまず、胸の上に赤ちゃんを乗せてくれます。
 感動~!!
 その後お風呂に入った赤ちゃんをまた連れてきてくれて、おっぱいを左右5分ずつぐらい吸わせました。この時は別に母乳が出るわけではなく、ただおっぱいに、赤ちゃんが吸うという刺激を与えるそうです。

母乳育児のコツ②
【産後すぐに何度も赤ちゃんに吸ってもらう】
 産後半日休んだ後、母乳育児の特訓が始まります。3時間おきに授乳室に行って赤ちゃんのオムツを替えて、授乳をします。 授乳室には毎回お母さん達が10人ぐらいいて、助産師さんや母乳育児のアドバイザーの方が、私たち新米母に授乳の仕方とトラブルの対処法を教えてくれました。

・自分と赤ちゃんの体勢、クッションの使い方
・乳首の先をチュウチュウ吸われると痛いので、大きく口を開けさせるコツ
・私は産後、痔になったので、痛くない授乳の姿勢
・おっぱいの一部が固く乳腺が詰まった時の対処→赤ちゃんが吸うと同時に、しこりの少し遠くから乳頭に向かってジワーと押す
・吸いながら寝てしまう赤ちゃんの対処→ほっぺたをつついたり、くすぐったりして起こす
・乳首が切れて痛いときの対処
・産後4日目くらいになるとおっぱいが張って、熱を持ったので、その対処→保冷材で冷やす

 1回のオムツ替え&授乳に30分以上かかるので、休める時間は2時間ちょっと。
 本当に特訓です。合宿のようでした。
 慣れない授乳をすると、知らず知らず色んなところに力が入ってしまって、肩もバキバキに凝りました。3時間置きなので、夜中も当然のように授乳室へ行きました。授乳室へ行かない時は看護師さんや助産師さんが粉ミルクをあげておいてくれるので、体を休めたい時は休めましたが、周りのお母さんたちも真夜中1時でも4時でも起きて授乳しに来るので、私も頑張ってやっていました。
  出産後二日間ぐらいはただ吸っているだけという感じで、そんなにおっぱいは出ません。右左を合わせて5g出たら、「OK!がんばったね」と言ってもらっていました。授乳前と授乳後で、何g増えたか、重さを計るのです。4日目ぐらいになると30 G ぐらいでてほぼ軌道に乗った感じがしながら退院しました。
 入院中の数日間は、おっぱいが張ったり乳首が切れたり色々なトラブルがあったのですが、その時々で対処の仕方も教えてもらえたので、退院する時にはほぼ母乳育児がほぼ軌道に乗ったような感じを出していました。

母乳育児のコツ②
【水分をたくさん取る】
 授乳をすると、とても喉が渇きます。とにかくたくさん水分を取ること、もちろん栄養も取ることが、母乳で育てるのに大切なのだと思います。私は2 L のお茶のペットボトルを入院中に何本も買ってきてもらっていました。

母乳育児のコツ④
【助産師を頼る】
 授乳トラブルがあると、赤ちゃんは泣くし、おっぱいが張り過ぎてコチコチになったり、頭痛がしてきたり、大変です。マッサージをしてもらえば、治ることも多いし、出ないと諦めていた母乳が出ることもあります。


私が出産した産院では、母乳育児を強く勧めていました。たしか、こんな理由でした。

・母乳には、免疫や赤ちゃんに必要な栄養がいっぱい詰まっている。特に初乳(産後2日間くらいの間に出る黄色っぽいおっぱい)が大事。

・消化がよく、赤ちゃんの体に負担がかからない。

・舌でしごいて吸わないと出てこないから、あかちゃんのあごが強くなる

参考になったら嬉しいです。

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