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ライター奈美の日報:仕事も人生も筋トレだ

昨日の業務は、不動産会社様のブログ記事執筆ともらい音源からの記事執筆。取材は好きだけれど、もらい音源からの執筆は少し苦手である。その理由は、私が感覚派のライターだからだと思う。取材記事で何より大切にしているのは、取材で感じたことや相手のテンション、その場の雰囲気。もらい音源だと、この辺りを感じ取りにくい。とはいえ、私は好きなことを書くライターではないから、苦手であっても、時間をかけて、精神をすり減らして、書く。書いているうちに、苦手も克服できるはずだし。

文章を書くときには、いわゆる「産みの苦しみ」を感じることもある。なかなか文章が出てこない。これでいいのかという負の連鎖にはまる。もはや構成から見直すべきなのではないだろうかと、ある程度執筆したところで思いいたることも。そもそも、執筆業に限らず、フリーランスという働き方がすでに産みの苦しみであったりもする。仕事を創出し、評価し、改善し、成長する。この過程は、筋トレにも似ている。

今日は、いつもお世話になっているパーソナルトレーナーと一緒に筋トレもした。わずか30分ほどのトレーニングだが、身体を鍛えると同時に精神も鍛えられる。筋トレを始めてから、ことあるごとに筋トレを比喩表現に使うようになった私だが、己を知り、己を高め、限界を突破することは、まさに人生と同じである。そして、フリーランスという仕事もこの繰り返しだ。

また亀梨が筋トレ話しているよと冷めた視線を感じるのでこの辺りで終わりにするが、外部からのあらゆる雑音を遮断し、自分と向き合う時間は先人も持っていたはずだし、雑音がうるさい現代にはより一層求められるのではないだろうか。


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