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アイスランドで食べたラムスープを再現

アイスランドのラムスープ

アイスランドではラムが国民食の1つ。事前の下調べでガイドブックや誰かのブログで美味しいと言っていた。旅の途中ランチで食べられる機会があればぜひ試してみたいと思っていた。

旅の最後に訪れたゲイシールのフードコートのようなレストランで見つけたので迷わず注文。固くて大味なのかなぁと勝手に思っていたけど、実際は臭みがまったくなく、予想に反してとても柔らかくどこまでも優しい味。野菜がたくさん入っていてほっこり♡

ラムスープとラムサンド。
サンドしているパンもまた美味しかった
ラム肉ごろごろ。
スープだからメインの前に出てくるくらいかと
おもったらハードパンも2スライスついてきて
たっぷりサイズだった

ラムスープの素を買ってみる

旅行中、クロナンというスーパーでラムスープの素みたいなものを発見!もしこの旅行中にラムスープにありつけなかったとしても、帰国後食べれたらいいなぁと思って買っておいていた。

パッケージだけで間違いなくラムスープ!
と思ったけど心配性なので
googleレンズで翻訳して確認。いい時代‼

ラムスープを作ってみる

帰国後まだ舌が現地の味をしっかり覚えている間に作ってみることにした。

生ラム肉、ロピアにあると知って行ってみたけど
その日は骨付きしか見つけられなかった

材料は適当に冷蔵庫にあるものとラム肉でいいかなぁと、忠実な再現はすでにこの時点で現実的ではなくなっていた。生ラム肉は骨付きしか手に入らなかったので仕方なく身から骨を削いで使用(すんなり削げた!)

アイスランドで食べた時の画像と記憶、あと袋の裏の画像も参考にして、キャベツ、じゃがいも、にんじんと玉ねぎなど用意。

作り方は見てももちろんわからないので、ここでまたGoogleレンズ様に翻訳してもらう

googleレンズ様、神!

若干翻訳してもらったところで分量とか単語の指すものが判断しにくい。そのうえ説明書きの分量どおりに作ったら1週間ラムスープ漬けになりそうなので(笑)そこも適当に。

    開けてみたらこんな感じ。
簡単に済ますならそのままお湯入れて完成なのかも

まずアイスランドのハーブソルトをなんとなく肉にかけてなじませておく。説明書きにはそんなこと書いてないけど、なんとなくそのほうがいい気がしたから。

鍋を熱しオリーブオイルを入れ、ラムを焼く。続けて野菜を投入。全体がまざった感じになったところで、ひたひたくらいに水を入れ蓋をして沸騰するまで待ってみる。

沸騰したら少しアクをとりつつ素をじわりじわりと振り入れる。なにしろ説明書どおりの分量じゃないからすこしずつ。溶かしては味見、溶かしては味見、と数回繰り返したのち、なんとなく実家で収穫、乾燥させた母お手製のベイリーフやらブラックペッパーをガリガリと追加してみた。まぁこれもなんとなく、そのほうがいいような気がしたから(笑)

コトコトとなんとなく時間がたったところで完成とした

完成!そして実食

器によそってラムスープの完成!これこれ、この優しいあじわい。ラム肉と野菜からじっくりでた旨味が最高。素のなかにアルファ米のような白いつぶつぶが入っていた。こういうのも入ってたかなぁ?ちょっとそのへんは記憶になかったけど、味噌汁が地域によって異なるようにアイスランドのラムスープもいろいろあるのだろう、という勝手な解釈を持ち出して気にしないことにした。どっちにしても美味しい!

アイスランドの料理はフランスや中華のような派手さは無くて素朴な雰囲気だけど、その飾りっ気のなさがとてもしっくりくる。やっぱり日本のおみそ汁感覚なのか。

飲み明けの週末、お昼近くになにか口にしたくなったら、このスープで喉をうるおしたくなるような気がした。いや、いつ飲んでも絶対おいしいのだけど。あぁやっぱりおみそ汁感か。いや、おかゆとかお茶漬け的な雰囲気でもあるような。

とにかく身体にも心にも優しいのだ。そんな感じ。ごちそうさま。

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