お菓子のおかげで、今日もわが家は平和です
バレンタインデイキッス♪
夫が軽快に口ずさんでいた。
バレンタイン?もうとっくに過ぎてるけど…。
まあ確かに好きな曲なら季節にかかわらず1年中聞きたいし歌いたい、というのはわかる。
でも5月のこの時期に聞くとちょっと違和感が。
もしかして私がチョコとかあげなかったのを気にしているのか?
「バレンタインデーにチョコを贈るなんてチョコレート業界の陰謀だ」などと思ってるわけではないにしても、私にはこのイベントを軽視しているところがあるだろうから、そのことに警鐘を鳴らしているのか?
何となくソワソワして、話しかけてみた。
「季節外れじゃない?」
すると夫は言う。「え、そうかな?あと9ヶ月でバレンタインやで」
ああ、なるほど。「先取り」してるつもりだったのか。
おせちの予約開始が年々早くなっているように、テレビ番組が8時56分とか9時54分とか中途半端な時間に始まるように、イベントの準備は早めにという方針でいこうと決めたのか。
そういうことだったか。
うーん、納得できるようなできないような…。
さてそんな夫と私は、お菓子が大好き。
実は先日、わが家に魅力的なお菓子のセットが届いた。シャトレーゼの。
これはバレンタインとかクリスマスとか誕生日とか先取りして…
というわけでは全くなく。
単純にお家時間を充実させたくて購入したもの。
テレビでたまたま見ちゃって、買うしかないと思っちゃったんだから仕方ない。
外に出られないならおいしいものを取り寄せるに限る。
バターどら焼き。
チーズタルト。
このところなかなか改善の兆しが見えない今の状況に「イライラする、きれそう」とよく言っている夫も、お菓子を食べると笑顔になる。
お菓子の力は本当に偉大だと思う。