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生存記録を残す

こんにちは、初めまして。山本菜実です。

知り合いの紹介で久しぶりにnoteへ戻ってきて、昔よりユーザー数が増えていて驚いています。
せっかく気の向くままに、書き始めるなら何から書こうかと思い悩んでいたときに、私が毎日できるだけ欠かさず書き続けている生存記録について書こうと思います。

恋人と別れ、友人や家族を失った私はただ日々が色もなく簡単に過ぎ去ってしまいます。仕事以外で声を発さないと自分自身という存在が今この世界に本当に存在しているのかと疑わしく思う日もあります。それは一種の寂しさからくるもので、社会に世界に置き去りにされている感覚は苦しいもので、どうしようもないやるせなさに襲われます。

その感覚を少しでも、減らしたくてできるだけ生存記録をつけています。3日分まとめて書く時もあれば、書けない時期もあったりします。
内容はその日の天気や体調、家でなにをしていたか、仕事で何をして、どんな本を読んで、ネットで話題になっていることを考えていた時間のことを書きます。「この日、この時間に私という存在が確かに存在していた。私の存在が虚像でないという証拠をどこかに残したい。」その一心で毎日書き続けています。

家族や友人との会話の中で「そういえばあの時のこと覚えてる?」や「前はこんなこと言っていた」と言ってくれる人が1人でもいれば、その人の人生は豊かにまた孤独を感じずに生きていけるのだと思います。私には言ってくれる人がいないので、1冊のノートに全てを託して日々私という存在を、私自身が存在を証明する機会を作り出していかなければならないのです。誰かに何かを共有できる素晴らしさをこの生存記録を通じて知りました。
学びはどこにでもあるものですね。

では、また。

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