見出し画像

イマーシブフォートに行った男

お疲れ様です。波瀬河です。
先日、イマーシブフォート東京なるテーマパークに行ってきました。

まぁ、なんというかすごい体験でしたね…。
公式HPに書いてあること通りといえば、それで終わりなんですけど、本当に「知らない間に俺くんが物語の登場人物に!?」です。

感覚としては知らない間に異世界転生させられて、重要な出来事のトリガーにされてる感じ。
「俺なんかやっちゃいました!?」をほんとに経験させられた。しかもマッハで。

友人3人と合計4人のパーティで行ったんですけど、ベストな人数かもしれないです。
(演目によっては)グループ別行動になるんですけど、その分岐を分かち合うのに丁度いい人数だと思います。
同じ施設の同じコンテンツを摂取しているはずなのに、感想と考察が少しずつ食い違う体験キモすぎるだろ。

ちなみに追加料金かかる「江戸花魁奇譚」行ったんですけど、凄いっすよコレ。
もちろん人によって値段が高いな〜ってなるとは思うんですけど、舞台が好きな人は払ってでも行ったほうがいいです。ヤベェから。

ここからは施設の内容というより、自分個人の考えです。
なんとなく、最近のエンタメの流行が「体験」であると感じている。
ジェットコースターとかみたいな一方通行で完結するものよりも、リアル脱出ゲームだとかチームラボだとかが好まれるのかな〜と。
思えば、今って誰しもがレビューサイトとかSNSとかで一次発信者になれる訳で。そういう体験を書ける場が増えてきているからかもしれない。
そういう意味だとイマーシブフォート東京はそのジャンルの最初の到達点なのかも。
この間、Xで別施設が体験アトラクションのことを「イマーシブ」と表記していた。次の時代はイマーシブなのだ。
イマーシブフォート内で自分が冗談で言った「イマーシブエスカレーター」ももはや冗談ではない。
全てがイマーシブになり始めているのだから。

ちなみに、仲間内でイマーシブフォートのアトラクションを見てどう感じるか、というのが話題に出た。
「こういうもの(主に演技)を楽しそう!」と思うか、「こういうものを見て楽しい!」と思うかだ。
自分は演技をしていたからか前者だった。
これを子どもが見て感じれるのはとても良いと思う。他のテーマパークでも、舞台とか他のステージングでも感じること自体はあると思うが、より直感的なのはとても良いと思う。
全体的にアトラクションにホラーっぽさがあって暗いのだけど、子どもにこそ感じて欲しいものがそこにはあったかもしれない。

大人になった現在は、夢はしょせん夢なのかも知れないが、その夢を無限に描ける子どもになんか新しい可能性を作れる施設だなと思った。
アラサーの大人ですら、そう感じるのだから、たぶんそうなのだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?