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私ともう一人の女

二人で一人の男を取り合っていた

そして、3人で同居している為がゆえに、憎しみが倍増し、ある日”この女さえ居なければ”と思い、女が後ろを向いている隙に殺してしまおうと思い、ナイフを振り上げるとその女も同じことを思っていたらしく、振り向きナイフを向けてきた

2人揉みあう内に自分は肩を刺され女を殺した

そしてそれを、誰にも気が付かれないところに隠す為段ボールに入れ、下の大家さんの部屋の奥にある台所側の物置にそっと隠す

取り合えず誰にも見つからない様に帰ろうとするが、帰る所を、大家さんに気づかれ、大慌てで嘘をつきその場を去るが、女を殺したという恐怖が付きまとって離れず、殺した女の幻影(幽霊)を見るようになる

自分の部屋に帰ろうとエレベーターに乗ろうとするが、あの殺したはずの女が後ろから来て、先にスッとエレベーターに乗ろうとするのを見て、恐怖のあまり呆然とする

とにかく帰ろうと、エレベーターに乗り込み7階に行くが、その階の様子が何かおかしい

しばらく歩くと、元の1階に戻ってしまう

もう一度乗ろうと思ったが、これは無理だと思う

そして、あの女の影が1階をウロウロしていて、自分にまだ付きまとっている恐怖に勝てずに発狂してしまう


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