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仕事をしてよかったと思った日

※Webライターラボの7月のテーマ
「仕事をしていて嬉しかったこと」
にちなんだ記事です。

仕事を通じて得た喜びは、たくさんある。

専業主婦のままだったら、お会いできない人々とお会いできた。

素晴らしい人柄の方々
気を許せる仲間たち
面白いアイデアを出す人々。

毎日刺激的で、学びが深い。
今、人生で1番充実していて楽しい時期かもしれない。

でも、最近「仕事していて嬉しかったできごとNO.1」を更新した。

先週、1学期の終業式を迎えた。
家に帰ってきた高2の娘と中1の息子が、ニコニコしながら私の前に立っている。

「ん?夏休み入ったから、嬉しいのかな?」
と思っていたら、2人同時にあるもの差し出した。

それは……通知表。

(なんで笑顔でコレを出すんだ?)

私が学生時代は、通知表とテストの答案用紙を出すのが1番辛い時間。

でも目の前の我が子2人はニコニコしている。

「ママ!見てみて!」

言われるまま通知表を開くと、2人とも今までないほどの好成績。

「いつもお仕事して、塾に行かせてくれて、ありがとう」

そう。
私が仕事をしているのは、子どもたちの夢を叶えるためでもある。

上の子2人は、大学で勉強したいことがある。

中1の息子は先天的に障害があり、手厚めのサポートをしないと「平均点」が取れない。

でも、あるジャンルの「学者になりたい」と本気で言い出したものだから、個別で教えてくれる塾でお世話になっている。
(正直、夢は叶うかわからない。
でも、できるだけ応援したいと思っている)

高2の娘も、大学で勉強したいことがあるといい、同じ塾に通いだした。

本音を言うと塾に通わなければ、私はもう少しペースを落として仕事ができる。

でも「子どもたちの応援したい」という親のエゴ丸出しでふんばっている。

(夫の名誉のために付け加えるが、夫もがんばって仕事をしてくれている)

通知表の成績は2人の努力の結果なのだけど、やっぱり塾でのサポートは大きい。

今年の2月から行きはじめて、すぐに子どもたちの目が輝きだした。

「やっとコレわかった!」
「小テストではじめて100点とれた!」

私のサポートだけでは、自信を持たせてあげられなかったのだ。

そして、仕事をしなければ塾に通えなかった。

「仕事をしてて、本当によかった……」
と本気で思った。

人生、成績だけではない。
学歴だけではない。

でも自己効力感や、タフなメンタルなど、勉強に向かって努力することで得られるものもある。

子どもたちへのサポートも、来年以降、もっと必要になるだろう。

私は人として、仕事人として、まだまだ力が足りていない。

ビジネスというシーンで、周りの人を豊かにできるよう進化し、家族も豊かにしたい。

嬉しかったと同時に、あらためて仕事という形で多くの人に価値を提供できる自分になるぞ、と決心したできごとだった。

Discord名:なみ nami0703
#Webライターラボ2407コラム企画

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