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世界中何も無かったそれ以外は

これが一生続いて欲しい。そんな風に思えるめちゃくちゃいい季節になりました。でも一瞬で終わるんだろうなあ…

はじめて見る草花

聞いて下さい。この3日間「朝散歩」しました。続くか終わるか分からないけど。体感としては悪くないです。歩いた時に感じる風がややひんやりとしてて気持ちいい。そこら中から聞こえる虫の音がいい…。季節の後押しが強い。

私が部屋を脱出するためにやって良かったこと…

「上下着替えて顔洗ったらもう外に出る」
準備が面倒くさかった。アレコレやってると時間もなくなる。なので、もう何も構わない姿で外に出る。髪も何もしない(寝癖は流石に軽く直したが)化粧水すら付けない。実家だと「ちょっとその格好で外出るの?」という声が聞こえそう。しかしこの部屋には私しかいない。近所付き合いもない土地、隣人の顔すら知らない。実際歩いている数分間ほぼ1人だった。こんなラフな姿で外って出てもいいんだ…という開放感も感じられて良かった(※安心してください服は来てます)

「夢の中のように歩く」
どうやら朝散歩は散歩というより瞑想らしい。それを意識していたのもあるが、まだ覚めきっていない寝起き頭、辺りから聞こえる虫の声、瑞々しい草花、ラフな己の姿。この非日常体験は、瞑想超えてもはや「徘徊」のよう。悪くない。これもヤベえ奴じゃん…て思われそうなんですけど、恐らく客観的に見たら普通の散歩している人なんだろうと思う。私自身のマインドの問題なので。いいじゃないか。私だけ夢の中。これで得られたのも開放感に近い感覚かも。

「窓を開ける」
季節的なものもあるけど窓を久しぶりに開けた気がする。めちゃくちゃ気持ちいい。そもそも今までカーテンすら開けないで仕事に行ってました。朝は一瞬しか部屋にいないし、どうせ帰ってきたら閉めるから面倒くさいじゃんって。散歩や朝ご飯を盛り込もうとすると朝時間が増えるのでどうせなら開けようってなるし、窓を開けると外の環境音が聞こえる。これがいい。部屋という隔離された私だけの絶対的空間が、外と繋がっていくような不思議な感覚だった。朝イチの窓開け悪くない。

* * *

え?そんなことで?という些細なことばかりなんだけど、私としてはどれも新鮮な感覚だった。何となくまとめると幽体離脱してふわふわ漂ってきたような感覚を朝散歩で得られた気がする。待ってよ、こんなの想像もしていなかった。


追記)
大好きな季節が来たよ…の気持ちから、"やがて来る 大好きな季節を思い描いてたら"という歌詞が過ったのでこの曲を紹介したくなったんですけど、今日のタイトルもこの曲の歌詞です。


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