運動神経の悪い人なんていない。誤差が足りないんだ。

Eテレのヴィランの言い分の運動音痴の回を見た。
運動音痴と思ってしまう原因は色々あって、これをしないようになど気をつけていることこそやってしまうとか、単に練習不足とか。
原因だけ聞いていると、日常生活でよくあることの積み重ねだなと思う。
遅刻しちゃだめだと思いながら遅刻するとか、割れ物だから気をつけてと思いつつ粗相して割ってしまうとか。
タイトルの誤差についても、トライアンドエラーで、自分の想像との誤差を修正することによって上達していくことを言っている。
この、トライアンドエラーは生活のあらゆることに言えることで、コミュニケーションが苦手とか、料理が下手とか、段取りが上手く行かないとか、新入社員が電話対応を嫌がるとか、全部経験不足からなるものではないのか。
それでも、練習すればある程度はできるようになるとわかっていても、そう簡単に、じゃあ練習するかとはならない。

わたしは子どもの時からゴミ箱まで行くのをめんどくさがって、ゴミを投げ入れてきた。
そのおかげで、今では真後ろにあるゴミ箱に後ろ手でも入れられる。
子どもが野球をやり始めた時は、キャッチボールも一緒にやったが、初めてやった時からそこそこ上手くできた。
子どもの頃からゴミ箱練習を積んだおかげかもしれない。
ロンブーの淳さんも、スポーツ出来ない芸人にエントリーされつつダンスはとても上手い。
一度に全部上手くできるようにならなくても、自分の興味のあるところから少しづつやり始めれば、それが自信につながって広がっていくかもしれない。
まず、運動音痴の人はいないと自分に言い聞かせることから始めよう。

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