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漫画家になるには|漫画における本当の基礎の基礎とはなにか #014

こんにちは、東京ネームタンクのごとうです。

コロナが猛威を振るっていますが、こういったときにこそしっかり準備しておくのが大事だと思います。こちらの動画でもお話ししましたが、いろんな局面にいた人があらゆる意味で「再スタート」を切ることになります。

いまは「みんながいっせいにスタートラインに並んで待つ」状況です。コロナを克服しみんな動き出した時に、自分がどれだけ準備ができているか。

こういうときはズルや裏技は効きません。地道に着実に自分を高められていいた者に結果が出るのだと思います。

東京ネームタンクとしても、この外出自粛期間にしっかり漫画作りをおさらいすべく、ワークショップを開催することにしました。内容は基礎の基礎、もっとも漫画の土台にあるものを体にしっかり染み込ませるワークショップです。

▼漫画力UPワークショップ -ONLINE-
https://manga-up-workshop.peatix.com

基礎は「かんたん」ではまったくない

基礎基本、というと物事を習う時に最初に出てくることが多いことでなんとなく「初歩的」なイメージがありますよね。しかし基礎こそもっとも慎重な作業が必要な高度なテクニックを要するものなんじゃないかと思います。

家の基礎工事を見たことがあるでしょうか。建築中の家があるといつも見惚れてしまうのですが、木枠にコンクリを流し込んで1mmの誤差もなく綺麗な土台を作っていくあの職人技。本当に見事だと思います。

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基礎を作るのってきっとすごい鍛錬が必要だと思います。このあと家を組み立てて扉や窓をつける、という方が技術的には楽なんじゃないかと想像つきますよね。

僕が今回のワークショップで取り組みたいのもこういう土台としての「漫画の基礎」作りです。もちろん漫画初心者の方にも参加してもらいたいのですが、ぽわんぽわんのまんがってたのしいね〜という、ものではなく、しっかりといい基礎作りを学ぶワークショップです。

漫画における基礎の基礎とはなにか

家の基礎がこの綺麗なコンクリの土台だとするならば、漫画の技術でいうとそれはいったいなんでしょうか。ここさえしっかりできてしまえばあとは上に積み重ねていくだけ、というものはなにか。

それを考えた時に僕は「4P単位の構造」かなと思いました。
上の家の基礎の写真もよく見ると一部屋単位に分かれていますよね。どんな大きな家でも、どーんと大きな基礎、というよりは、一部屋の単位がたくさん集まっていくのだと思います。

漫画もそれと同じで、まず最小単位のブロックがあります。
この最小ブロックにいったい何が「大事な土台」になるのか。

4Pですので多くの場合そこに4枚くらいの「大ゴマ」が入ります。
この「4枚の大ゴマ」こそ、基礎の基礎だと僕は思います。

ここさえしっかり選べたら、あとはこの4枚をより読者に楽しんでもらえるように自分の技術を高めていくだけです。

4枚の「大ゴマ」をどう決めていくのか

家の基礎を作るのも、きっと安定して作るための、手順とルールがあるのだと思います。毎回一か八かで作っていたら怖いですしね…。同じくストーリー漫画の「大ゴマ4コマ」も、それを安定して作り出せる手順とルールはしっかりあります。

また実際に描くことも大事ですね。
家の基礎工事に必要なものを学んでも、きっとコンクリの温度とか混ぜ方とか、いろいろあると思うんですよね。でもそれを知ればこの美しい基礎が作れるのかと言ったらそれはまったく別の話です。

実践してやってみなければ、絶対にできあがりません。やはりここはしっかり体感し、最初は下手になってしまったとしても、自分の手で体感すべきと思います。

「4枚の大ゴマ」こそ、漫画の基礎の基礎

漫画を描く人は、自分がどんな大ゴマを作っているか改めて確かめてみるのはいかがでしょうか。きっとそれぞれのメソッドを身につけていて、自然に作っているのだと思います。楽しく気持ちを乗せて描けていたら何の問題もありません。

でもさらにもう一度突き詰めたい、というならぜひワークショップへお待ちしております。綺麗な基礎の作り方を知る、体感型ワークショップです。
みなさんの参加をお待ちしております。

▼漫画力UPワークショップ-ONLINE-
どなたでも参加できます!
https://manga-up-workshop.peatix.com
▼物語の仕組みを知る「ネームできる講座」
https://nametank.jp/name-dekiru-class-2/
▼より応用を鍛えていくプロ漫画家養成「まんが奨励会」
https://note.com/nametank/circle

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