yell

見世物じゃない
俺は臨んだ日々を生き
未来に向かっていると
信じられるほど
老いぼれちゃあいない

間接的に妄言を聞き取り
見つめ合う男女の
間に存在する
空気と
微生物を
のんびりと
慰めようとする

先月のお賃金を
一気に引き出して
床にたたきつける程に
理性を持っている

私は私だと
信じられない位には
私は
愚か者に
なってしまったのでしょうか

僕らは見世物じゃない
耳鳴りの様に響く言葉を
鍵盤の上に走らせて
弦楽器を虐めながら
コーヒーを飲む

酸化する前に
燃焼してしまうが良い
我が同士よ