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2020年10月22日配信チョコプロ(チョコトーク)を観ての雑感

記念すべき初投稿。
まずチョコプロとは(さくらえみ)率いるプロレス団体(我闘雲舞)が運営する今回のコロナ禍において始めたインターネット配信特化型プロレス。
https://www.youtube.com/c/GatohMove
配信の内容詳細自体は観て貰えば解るので割愛させてもらいます。
今回の配信は初の試みで新人3人によるトーク。
ぎこちないながらも前半は和やかに進行して行くが、後半さくらさんのコメント欄の言葉によってその流れは一気に崩れ悲壮感まで漂う展開に。
私はリアルタイムでは観ていなかったのだが確か、
(視聴者数300人を越える為に自分達で何が出来るかを考えて欲しい)と。
そしてそこから彼女達は(現実)に突き落とされてしまう。
自分の存在は自分自身が良く解っている。しかし他者から認識されていないのなら存在していない事と同じなのだ。
一般的なサラリーマンで有れば、そこまで個人の存在力は必要としない。しかし彼女達はプロレスラーになるという覚悟を決めた人達なのだから。
まだ世間的には存在さえも解って貰えていない中での集客の為の方法を問われてしまい、当然ここで答えに行き詰まってしまう。
以前このnoteの記事での中でルル選手が書いていた(強さとは)に対する答えが確か「弱さを認める事」
私もそれは同感だしさらに言うと個人的には「自分の弱さ強さを含めて全て真っ直ぐ受け止める事」だと思う。
ただ人は当たり前だが神ではなく、自分の現実に目を背けるからこそ生きて行けるのかも知れない部分も当然ある。
今回の後半の配信は理想と現実とのギャップにあまりにも無防備に入り過ぎてしまった。
仲が良い同期でもライバル、光が当たれば当たるほどその影も深く濃くなって行く。嫉妬、焦り、自分に対する不甲斐なさ…
咲百合さんは特に高ぶってしまい号泣してしまったが、でも泣けるほど悔しいっていうのはご本人は大変だけど、うらやましくも微笑ましくも有りました。
今回は最後にメイ選手が乱入して救われた感じだったが数年後は彼女達には一体どんな風景が見えているのだろうか。
さくらさんがある配信で言った言葉が私には忘れられない。
「人は同じ場所にはいられない」
彼女達も私も、そして全ての人も。

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