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新しいことを習慣にした話

『リングフィットアドベンチャー』『フィットボクシング2』を習慣にし始めている。

2作とも説明不要なほど知名度のあるSwitchのフィットネスゲームである。
『リングフィットアドベンチャー』「リングコン」「レッグバンド」を使用し、RPGを楽しみながら筋トレ中心の運動を行うことができる作品、
『フィットボクシング2』はSwitchのコントローラーを握り、ボクササイズを通して汗をかく運動を行うことができる作品となっている。

僕は元々の運動不足に加えて、昨今のコロナ禍で外出もしなくなり、身体を動かすことがめっきり減ってしまった。
そんな状況もお構いなく毎年健康診断が行われ、無慈悲にも体重(と頼みもしないのに腹囲)が記録されてしまう。
緊急で痩せないとヤバいというような状態ではないけれど、要経過観察的なことを書かれてしまい、「なにか運動しなきゃなー」とは思っていた。
幸運にもコロナ禍直前に『リングフィットアドベンチャー』を入手することができていたが、メインである「アドベンチャー」をやる時間がなかなか取れずに放置気味だった。

家にいる時間も増えたのでやるかなーと思ったのは最初だけで、時間があるならゲームもしたいしアニメも映画も観たい。けれど少しでも運動もしておきたい。
そこでどうにか生活に取り込めないか考えた。

今現在、僕の夕飯は蕎麦かパスタがほとんどとなっている。どちらもケトルでお湯を沸かすのだが、沸騰するまでTVを眺めたりソシャゲを触っていることが多かった。
そこに『リングフィットアドベンチャー』をぶち込んだ。

ケトルに水を入れてスイッチを入れてからお湯が沸くまでの時間に軽い運動を挟むことにしたのである。
もちろんお湯が沸騰する時間はそんなにかからないので、「アドベンチャー」ではなく、自分でメニューを自由に設定できる「カスタム」をすることにした。それも自分の負担になり過ぎないような内容を設定して、できる限り平日は毎日できるようにした。

メニューを軽くこなせるようになってきたら、次第に回数を少し増やしたり項目を変えてみたりして運動としての質も多少上げていく。
(個人的に運動が終わったらすぐに調理を始めたいのでケトルのスイッチを入れるタイミングはメニューを更新する度に調整している)
だいたいの流れはこうである。

ケトルに水を入れる

リングフィットアドベンチャー(いいタイミングでケトルのスイッチオン)

お湯が沸く

夕飯を準備

これをルーティンとして、無意識に始められるようになるまで繰り返した。
僕はこの方法が合っていたらしく、『リングフィットアドベンチャー』に関してはこの流れを継続することができている。

『フィットボクシング2』『リングフィットアドベンチャー』の習慣がついてきたころにセールしていたのでDL版を購入したのだけれど、初めてプレイした際にマジできつかったので週一の習慣にしている。
そちらはGoogleカレンダーに毎週日曜日の夕方に設定して、30分前にスマホに通知が来るようにした。

『リングフィットアドベンチャー』『フィットボクシング2』も、ある程度やるタイミングは自分の中で決めたが、そんなにかっちりし過ぎないようにもしている。
用事があって時間が取れなかったり、設定したメニューがまだきつかったり、Switchのコントローラーが充電されていなかったりしたときはその日のメニューをスキップした。

さらに言えば、何も要因がなく「やりたくないなー」「しんどいなー」ってときもさぼるようにしている。
他の人に何ら迷惑が掛からず、やらなければ自分が運動不足になるだけなのであまり自分を責め過ぎないようにしている。

これは完全に人によるとは思うけれど、僕の場合は連日さぼろうとすると「それでいいのか?」という気分になるので、とりあえずSwitchを起動してしまう。すると「まぁ起動までしたしやるか」となる計算だ(「オヴシアンキーナー効果」的な目論み)
一回が負担になり過ぎないメニューを設定するのも復帰しやすい要因の一つであると思う。

一日の運動量としては本当に少ないかもしれないけれど、自分が続けられるペースを見つけられたのは良かったと思う。
2作とも買ってそのままにならなかったのは僕の運動意識が前よりも改善しているのかもしれない。その意味では毎年の健康診断のおかげと言えるだろうか。
やらないよりは良いだろうと思って、これからも細々と続けていきたいね。

筋肉は一生の相棒

『リングフィットアドベンチャー』

これからも頼んだぜ、相棒。

前回エッセイ風記事

カフェで読書する日を決めて習慣にするのも良さそう。
家との往復で歩くしね。

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