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企業の不祥事を書く覚悟・関口威人の「フリー日和 (⌒∇⌒)□」
(※ 本記事は2023年8月5日のニュースレター配信記事のnote版です)
ここ数週間、ニュースは中古車販売大手「ビッグモーター」の不祥事でもちきりの感がありました。
週刊誌や業界誌が先行していたらしいこの問題、会社側の報告書で「ヘッドライトのカバーを割った」「ゴルフボールを靴下に入れて車を叩いた」といった具体的な不正の手口が明らかになり、ようやく出てきた社長は謝罪会見でお粗末な印象を与え、各地の店舗前の街路樹が枯れていると疑われるなど、分かりやすいネタが次から次に出てくる展開となりました。
こうなるとメディア側もイケイケで、裏を取ったか取らないかのようなネタさえ報じられていきます。
しかし、企業の不祥事がすべてこうした形で表に出てくるわけではありません。
むしろ疑惑の発端の段階では、企業側があの手この手で問題を隠そうとしたり、小さく見せようとしたりするもの。
僕も15年間のフリー経験の中で少なからずそうした取材に直面し、身の危険を覚悟するようなこともありました。結果として失敗だらけ、反省だらけだったのですが、今後の教訓としてその一例をお伝えしたいと思います。
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