同シリーズ視聴歴20年!? 俺の好きなアニメNo.1だってばよ!!(リクエストシリーズ第2弾)

「まっすぐ自分の言葉は曲げねぇ、それが俺の忍道だ!」な無駄咄し

あれは彼がまだ幼稚園生の頃の事。
まだ静かに眠りに就けて、騒がしい虚しい子守唄が聞こえて来なかった6つの時、彼はあるアニメと出会った…。

「この俺は いずれ火影の名を受け継いで、んでよ、先代のどの火影をも、超えてやるんだ!!」

当時はただの面白い、戦いの凄いアニメ!くらいにしか思えていなかったと思う。
けど5年、10年、15年と、アニメが終わる最後の最後まで変わることの無かった主人公ナルトの夢・言動に、10代の頃とても励まされた覚えがある。それがこのセリフである。

「火影」とは、主人公のナルトが住む里で代々受け継がれてきた長の呼称であり、また、その里のどの忍をも超える最強の忍にのみ与えられる重役でもある。(現実世界で言えば、その国の首脳兼武術界のチャンピョンのようなもの。)

無理無理そんなもん

それを目指す初期のナルトは、それはそれは頭が悪くて試験がダメダメ。忍術もほとんどまともに扱えない。それを見る周りの多くの忍から、また多くのアニメの視聴者からも「ナルトが火影になれるわけがない」と思われていた。

(俺だって…。)

僕自身も勉強がダメだったし、運動も球技においてはどれも苦手。からしてテストで上位を狙ったり、体育の授業で活躍しようにもむしろ馬鹿にされる。(体操系はむしろ逆でしたごめんなさい🙈)し、得意な走りでも賞など取れず。

それでも諦めない

そんなナルトが「火影」を目指して数々の試練を乗り越えて来ていたある日、彼の住む里がある1人の忍び(※)によって壊滅寸前まで追い込まれる。
※いずれも1個大隊程の力を持つ仲間の屍6体を操る忍。

けれども“怖い“のは寧ろナルトの方。ナルトもナルトで数年にわたる修行によって確かに強くなっていて、里を壊滅寸前まで追い込んだ敵と互角に戦い、ついには持ち前の諦めない「ド根性」によって相手と和解して、更にはその忍を改心させてしまうのである…。

「オレが諦めるのを、諦めろ!!!!」

ナルトはその後も決して諦める事なく進み続け、忍世界の戦争を治めた“英雄“にまで上り詰め、ついにはその夢を叶えてしまうのである…。

彼ナルトの何が怖いって、諦めないその「ド根性」で夢を追い求めるだけではなく、周りの人間たちをも巻き込んで共に成長し、更には敵をも改心させてしまっているところである。

これを観ていた僕も当時からある夢を持ち、大きく寄り道をしながらも今でもそれを追っていて、彼ナルトのその「ド根性」はまさに警鐘を鳴らされる思いである。


「なりたい自分になろうとする気持ちだけは、捨てちゃダメなんだ!」

そしてその続編である“BORUTO“では、ナルトの息子であるボルトがちゃんと父からその「ド根性」を受け継いでいて、そんな彼らを見て「俺も諦めず前へと進み続けねば…!」と叫びながら目が覚めるほどである…🤫


僕の好きなアニメNo.1である「NARUTO」という作品は、飽くまでもこの世的な考えで埋め尽くされた作品ではあるが、僕のようなクリスチャンでも考えさせられるものがあった。

また、ある友人から聞いた言葉で「その作品から自分は何を得られるかを考えながら視聴する。」というものがあり、そんな姿勢で他の作品を観た時も驚く程に刺激を受けたりしたので、この場を通してこっそりと、皆さんにもそんな視聴の仕方をお薦めしたい。(そう、こっそりと。)



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