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私が保育を13年間続けられた理由


仕事が合わなかったらすぐに辞めようと思っていた。それなのに13年も続けられた。その理由を綴っていこうと思う。


プロに追い付かない


常に、何年たっても、まだプロじゃない、達人に追い付かないと感じていた。
もし3年で仕事を辞めたとする。3年なんて少ない経験は「保育のプロ」を語れるほどではない、と本気で思っていた。3年で辞めるような中途半端な人間を他で雇ってもらえるわけもない、とも思っていた。
やるなら最後まで(極めるまで)やらないと、というプライドがあった。
そして13年たった今でも、プロに追い付かないとまだ感じる。達人にはいったいどうやったらなれるのか・・・


人間関係の考え方

仲良しこよしというわけではない。
こんな考えは珍しいのかもしれないが、どんな立場でもどんな人でも、私より年齢が上の人を「みんなすごい」と心の底から思っていた。だからどんな上司でも常に超すごいと思っていたし、どんな保護者も超すごいと思っていた。超すごいは幼稚な表現だが、理由や背景はなんであれ、「保育や子育ての人生を選択した人」の生き方を心から尊敬していたのだと思う。今では周りに後輩も増えてきているがやはり目上の人への尊敬は今も変わらない。私より長生きしているだけでマジで超すごいという考えが根本にある。
だから自然と年上の人の意見を尊重する、話を聞く、言われたことを素直に行う、ということができてきたんだと思う。
それがポジティブな人間関係の始まりであると思っている。悪い人間関係を引き寄せなかったんだと思う。
その結果、最短距離で保育力を向上させることもできた。感謝しかない。
先日は初任でお世話になった恩師であり保育の巨匠の自宅(退職済)に遊びに行ってきたよ。(余談)

お金の知識

どんなに頑張ってもどんなに成果をあげても残業しても、給料は変わらないという事実に3年目くらいから気が付いていた。それでも極めるまでは退職できないならば投資しかないか、という考えにいたり、お金にまつわる勉強を開始。
使う暇もないくらい保育漬けの日々を過ごしたおかげで貯まったお金を20代前半という早い段階で回していた。
結婚したことで生活費は折半になりさらに貯蓄が増えて、目標5億!。笑
節約生活は特に意識していないけれど、毎年お盆か年末年始には海外旅行に行っていたと考えると、お金の使い方は上手い方だと思われる。今は投資以外にも副業を見つけることができた。

遊びを楽しむ

中学、高校の友達と一緒に遊ぶことで、「保育は決して業界外れの仕事ではない」ということを知った。みんな同じに頑張っている。頑張り方はどの業界でも同じだ。だから余計、続けて極めることに価値を置くことができたのだと思う。ただただ無邪気に遊べる友達がいることに感謝。
そして基本、遊ぶことに対してはお金を厭わない主義である!

健康美も手に入れる

前述しているが3年目当たりから健康に目覚め、健康を意識した生活をしていた。その積み重ねによって比較的感情はコントロールできるようになったし、体の不調からくる感情の起伏というものはなくなったことが大きい。
お金があって時間があっても、もし「歯が痛い」という不調でもあったら、心から楽しいことが楽しいと思えない。それは幸せではない。幸せのために健康を。

最愛のパートナー

私の夫は小学校教諭。教育について毎日議論すること共有することで夫の教育観が同じであるということが心の支えでもあった。小学校教諭と幼稚園教諭という組み合わせによって、現場は違えど(自治体も違う)やはり教育保育に必要な力、足りない力は共通して同じであるということを悟る。(笑)


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