音MADと柴又とマッシュアップ
柴又
今回のテーマは「柴又」
この日記を読んでいるくらいの音MAD好きであれば説明はいりませんよね。
大好きな2号兄貴の大好きな楽曲です。
<ブームと定着>
「柴又ブーム」をリアルタイムで体験できなかったこと。
そして2号兄貴にリアルタイムで出逢えなかったこと。
休業していたことを悔やむ音MADの歴史の中の出来事の一つです。(二つ)
ブームは過ぎベーシックの域にまで到達し今なお作り続けられる柴又音MAD。
それらのほとんどは着火剤となった動画にならって”原曲不使用”というハイレベルなものです。
(MIDIの知識がないため今はもしかして気軽に作れたりする感じですか?それでもどんな素材でどの音源を割り当てるか・ミックス・映像表現などの部分はハイレベと言えます)
私も柴又で何か作りたくなり、どうせなら原曲不使用とは違う方向でと考えたとき、私の得意分野である音MAD寄りのマッシュアップを採用しました。
アイマスの名曲「GO MY WAY!!」と柴又を脳内で合わせてみて「いけそう」と感じ構想を練り始めました。
<制作方法の変化>
復帰前後で音MAD制作方法にも変化がありました。
復帰前までは思いついたら即REAPERを開いて作り始めてましたが、復帰後は思いついたらエクセルを開いてアイデアを書き出し整理して…といった方法で作った音MADが何点かあります。
(あんずのうた、ごまえ、ドンがつくポケモン、ちっちゃな私、黒塗り、セリフ合わせ評価)
ネタが尽きたときこれらの制作後記を書くかもしれません。
<ごましば制作後記のようなもの>
早速ネタが尽きたので書きます。
ごましばで特に語りたい部分が3つあります。
一つ目は逆再生パート。
大好きな「わんだーらんど」というごまえREMIXで使われた脳汁ドバドバパートをリスペクトしております。
歌声の逆再生でここまで安定してて素敵なメロディになることを発見したのは凄すぎる。
やよいの声質・歌い方だから成立している部分も大きいと思います。
二つ目は序盤と中盤でやっているぶった切り替え。
皿さんの音MAD-MIXでの混ぜ込みワカメとアイカツの切り替えが好きすぎて真似してみました。
皿さんの音MADではドラムの追加により異なる2曲が馴染んでまとまってるのでスイッチも違和感なくて凄い。
皿さんと2号兄貴という2大レジェントを同箇所でリスペクトした構図となります。
三つ目は原曲を刻むパート。
2号兄貴の「原曲を刻む」も私の刻み技術に大きく影響を与えました。
復帰前も原曲刻みは少しやってましたが、「原曲を刻む」を履修してから確実にレベルアップしたと実感してます。
(お時間あれば「NyanCutシリーズ」タグの動画を見てね)
特に衝撃だったのは音量エンベロープを利用したリバーブの刻み。
この発想はほんとに目から鱗でした。
<柴又マッシュアップ>
そんなこんなで柴又と名曲の音MAD寄りマッシュアップはその後も作り続けるほどにハマっております。
前回記事のテーマであるボカロ曲との絡みが多いです。
ぅゅゅ又の説明文にも書きましたが、”柴又とのマッシュアップ”という縛りの中で意識的に1本ごとに違ったことをしようと試みてます。
上手くできているかは分かりませんが…。
現時点でも頭の中では5曲以上が柴又との絡み待機中です。
柴又がガチでどんな曲にも相性抜群でこれだけ作ってもその理由は解明できないとか面妖すぎる。だいすきっ!柴又。
マッシュアップ
さて、自己紹介からしてさらっと”マッシュアップ”という単語も出しておりますが、音MADとマッシュアップは概念上別物です。
それぞれの性質、歴史や成り立ちも違いますし、目的や楽しみ方にも違いがあります。多分。
概念やカテゴライズなんてものは、時代や考え方の変化とともに変わりゆくもので、私個人としてはこの2つは「全然違うけど似たもの」という位置付けになります。
なので私はその2つの要素を混ぜた感じを出したくて柴又マッシュで検証も兼ねて作り続けているのかもしれません。
もう一つ、音MADにおいては「曲が素材シリーズ」というジャンルも人気です。
これもマッシュアップとは別物ですがマッシュと音MADの架け橋的な存在とも解釈できます。
音MAD作者の自由な発想がマッシュアップをより自由に進展させる一つのキーと思っております。
<作って欲しい>
結局何が言いたかったかというと、
「みんな柴又マッシュアップ作って!」
ということです。
参考までに、柴又はボーカルのない楽曲ですのでボーカル側として柴又を使いたいときは主旋律部分(仏像)をボーカル扱いしてます。
私のやつは単純にEQで低音域をカットしただけですのでAMラジオっぽさも残りますが、それを”味”と思い込めばいいのです。
うまく主旋律だけ抜き出したり音程合わせで代用したり(いつくかの柴又マッシュの猫パートがそれです)皆さんの技術力・アイデアを活かした柴又マッシュが聴きたいんです!
次回「音MADとテキストの巻」に続きます。続かないかもしれません。